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熱血青春日記(癒し系)
ゆう
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2004年09月30日(木)
何も言えなかったので

いよいよ明日は本番の日。
なんだか信じられないなとみんなで話していました。
とにかく残ったビラを大学でばら撒いて、最後の宣伝とする。
20枚ほど余ったので、どうしたものかと思っていたら、科目等履修生というやつでいくつかの授業をとっているおばあさん……いや、お姉さんがいらっしゃる。
直接話し掛けて、教育大と医大の学生がこういうお芝居をやるんですけど見にきませんかと言ったところ大変興味を持ってくれて、ありがとう、とビラを受け取ってくれました。

こりゃ好感触と思っているところに生理学の教授がやってくる。
この教授は恐ろしい記憶力の持ち主で、なんと全学生の名前と顔を全て記憶しているのです。
だから、この授業だけは出席カードがないのにサボれないのです。ちっ。
始めは、内科のお医者さんっていうのはえらく記憶力がいいんだなと思っていたんですが、ほかのお医者様はそんなことないので(笑)、やっぱりこの人の特技なんですね。
もちろん自分もバッチリ記憶されていて、どこで手に入れたやらビラを片手に
「おい、ゆう。ここの脚本演出ってお前のことだろう」
とおっしゃる。
「ええ、まあ」
と言うと
「ほー。人間一つはとりえがあるもんだ」

(´□`lll)


彼女さんとその友人が
「ゆう君は急性胃腸炎になるくらいがんばってるんですよ」
などと宣伝するのですっかり教授の標的にされて、ひとつの説明が終わるたびに
「そうだろ、ゆう」
だの
「お前、演出家なら呼吸器の仕組みくらい知っとけよ」
だの
「こういう理由でこういう反応が起こるんだ。演劇につかえるだろ、ゆう」
だのと集中攻撃するので、居眠りもできません(駄)



そんなこんなで、唯一の睡眠時間を削られたまま、最後の稽古場へ。
役者さんは演出の言葉を欲しがっていて、けれど何も言えなかったので、好きな言葉を引用しました。


星を掴もうとして手を伸ばしても、なかなか掴めないかもしれない。
けれど、星を掴もうとしているかぎり、その手は泥を掴むことはないだろう。


やってやろうじゃないか。
死ぬほど泣かせてやろうじゃないか。
一花咲かせてやろうじゃないか。