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熱血青春日記(癒し系)
ゆう
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2004年10月03日(日)
千秋楽。

いよいよ最終日。
最後のお言葉を、と言われてテンパって、
「今日は、お客さん気絶させましょう」
とか訳のわからない事を言う。


最後の舞台だから楽しんでいこう、と言っていつもの掃除に入ると、役者陣が次々に
「演出さーん」
とやってくるので、一人一人に握手したり、肩をたたいたりと激励。
先輩が
「はぐはぐ」
と言って抱きついてきたのだが、ていうかそれは全く抱きつくのではなくて、十字固めという首の静脈を押さえる柔道の締め技なのだが、それが綺麗に決まってそろそろ死ぬと思ってたらやっと開放される。殺す気か。

まあ、そんなわけで千秋楽。
予想以上にお客さんが詰めかけ、前に宣伝したおば……お姉さんも駆けつけてくれました。
あまりに盛況のため、パンフレットがなくなるという緊急事態( ̄∇ ̄;)
急遽増刷をし、お客さんを招き入れる。
差し入れも前回とは比べ物にならないほどたくさん届きました。
特に今回は医大組三年目の先輩が引退だというので、その差し入れが多い。


プロジェクトに参加していない劇団員もわっと押し寄せて、
「クララがどんな芝居を作ったのか楽しみだわ」
などと妙なプレッシャーをかけてくる。


本番は、三日間の中では一番好感触だったんじゃないかと思います。
三日ともお客さんが感動してくれてよかった。
客出しの後で、見に来てくれた先輩が
「クララ! よかったよ!」
と言いながら飛びついてきて、だからオレの真後ろに階段あるから。落ちるから!
とまた死にそうな目にあう。
どうしてこの劇団の先輩は抱きつくフリして殺そうとするのか。



今日は18時に撤収なので急いでバラシに入り、またこの男は使えないので掃除ばかりをやっており、劇団の掃除大臣の称号を得ました。
掃除が終わったら、たぶんシズ運んでいたときに痛めたのでしょう、ものすごく左足が痛くて動かなくなっている。
それでもこの後すすきので打ち上げがあり、H志が寄るところがあるというので一緒に行きました。
少し遅れて豊水すすきのに着き、彼は寄るところに行ってから向かうから先に行ってて、と言って去っていく。
ふらふらと歩きながら、打ち上げ会場に向かう途中、もう目の前まで来たところで電話がなり
「あんたまた迷ったでしょ!」
とH志の彼女に開口一番怒られる。
いや、オレはまっすぐ来たんだと電話で主張している間に店から先輩が出てきてとっつかまる。
H志が遅れてくるんです、と先輩にいうと
「もうとっくに来てるよ。H志、またクララが迷ったって心配してたよ」
といわれる。なんて早いんだ(笑)


とにかく、動かない左足を引きずって店内に放り込まれると、H志はもうビール二杯目を煽っているところである。
店内はごく小さく、ほとんどうちらの劇団貸しきり状態なので遠慮せずに騒げました。
店主も夫婦でやっているノリの良い人で、一緒になって盛り上がってくれました。


毎回、打ち上げの時にスタッフから○○賞というのがあります。
自分もスタッフなので用意しましたが、自分は舞台監督賞の掃除大臣賞と、衣装さんから胃痛なのにがんばったで賞をもらう。

その後、自分の演出賞はやっぱりみんながんばったから、みんなにあげました。
だいぶ前、H志と銀河鉄道の夜の話をしていて、彼はストーリーは知ってるけど読んだことがないと言っていたのを思い出したので、本をプレゼントしたらすごく喜んでました。愛してるって言ってました(笑)


賞の授与が終わったら、恒例の『演出さんに10の質問』
もう足が痛くて立てないので、隣の人に支えてもらいながら答えました(笑)
10と言いながら15問あったんですが、ほとんどが恋愛がらみ(笑)
唯一違うのは
「この劇団に入ってよかったなと思うときは?」
で、
「H志に会えたこと」
と答えておきました。
H志も
「僕もさ」
などと言い、みんなから
「お前らなんなんだよ!」
と言われました。
けれど、僕らは互いの彼女の公認の仲なのです。残念!
二股かけるなーなどとみんなに言われ、そのまま恋愛話に突入。
もう酔っているし、だいたいみんなぼんやりわかってきたことなので、自分と彼女さんが付き合っている事をH志が公表すると、全く知らなかった先輩達が
「ええ!? ちょっとあんた早く言いなさいよ!!」
とバシバシたたいてくる。
その後メモ帳なんて取り出して
「で、どっちから? いつ? どうやって?」
などと根ほり葉ほり聞いてくる。
唯一知らなかった同期のS木はブチ切れて
「お前いつか殺す」
と言い続けていたり、大変なことになる。
S木に一度、お前の彼女ってKさんだろと言われたことがあるのですが、うまくゴマカしてたのです。
俺はきっと言い続けるだろうと宣言してました(笑)

隣に座った女の先輩はずっと
「いや、あたしもさ、妙に仲がいいなと思ってたんだけど、高校から一緒なんだから別に自然かなって思ってたのさ。いや騙された。そうだよねー。今考えると帰りに送ってあげるって言ったり、いっつも一緒だったりさ。仲いいもんねー。いや、もっと早くにいいなさいよ! なんなのさ!」
とマシンガンのように語ってました。


彼女さんは訳がわかってない風で、いつものようにつれないので、帰りは一人ふらふらと家路につきました(笑)