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| 2004年10月18日(月) ■ |
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| フランス |
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どうしてだったかは忘れてしまいましたが、お酒の話になり、ビールといえばやっぱりドイツってイメージがあるなあと自分が言いました。 そこからイメージが膨らんでいき、話がはずみます。
半地下にあるその木造の酒場には、木のテーブルと椅子で店内には大きな樽がある。 そこにいる人々はみんな炭鉱あたりで働いていて、茶色のつなぎと薄汚れたシャツを着てジョッキを傾けて騒いでおり、中でも親方は机に片足を上げて偉そうにふんぞり返っている。 テーブルの上にはビールのほかにジャーマン・ポテトとソーセージ、チーズなどが所狭しと並べられ、どれもがおいしそうな湯気を立てている。 そこへ茶色のジャンパースカートにエプロンをした酒屋の肝っ玉母さんのようなおかみさんが両手に持ちきれないほどのジョッキを持ってきて、小言のひとつでも言って去っていく。 ところでこの親方はマルコビッチといって、角刈りの強面だけれど実は子供好きで、家に帰ればハンナという奥さんと、クラウド、ジョアン、ナミル、ユールという4人の子供たちをかかえている。 疲れているのに、子供の相手を欠かさず、子供が寝静まった後には妻と子供の将来について語り合うのだ。 クラウドは将来、海の男になると言っている。 今は頼りないけれど、きっと数年後にはたくましくなって帰ってくるのだろう。 ジョアンはクラウドに比べて大人しい性格だ。読書が趣味で、将来は学者になるだろう。 ナミルは男勝りな性格で、泣き虫のユールをいつもかばっているお姉さんタイプ。
……二人で話し合った結果、以上のところまで決まりました。 一体何を真剣に話し合っているのか。
今日は補講が入ったので5講目までの授業。 放課後になったらもう外は薄暗くなっており、そろそろ冬だなあと実感します。
みんなはさっさと帰っていくのだけれど、自分は特にやることもなかったので大学に残っていました。 あと10分後に、フランスに留学に行っていた教授が帰ってきて、その報告会があるというので出席しようと思ったのです。 行ってみたら、教授陣がずらっと並んでいて、あとは編入のお兄さんと大学院生、学部3年生の集団がどんといるくらいで、間違ってもヒマつぶしが目的の学部1年はいませんでした(笑) 一人でぽつんと座っていたら(編入のお兄さんとは一応顔見知りなのだけど、彼女らしき人といたので声をかけなかった)、生理学の教授がやってきて 「おう、ゆう。そんなところに一人で寂しくないのか」 と言ってやたらと話し掛けてくる。 そりゃあんたが寂しいんじゃないのかい( ̄∇ ̄;)
報告会自体は興味深いものでした。 神経心理学で最前線を行っているといわれる病院の話で、日本とは医療制度も違うのでなかなかにおもしろい。 まあほとんど教授のフランス観光案内でしたけど(笑) フランスはまだ病院のIT化も進んでいないし、STと神経心理士(という職種がむこうにあるらしい)の仕事が分かれているというのも、ちょっとシステムが遅れているというか、面倒なところではありましたけど、そろそろ改革されているみたいで。
教授は最後に、パリの人は日本人が失った『義理人情』にあつい人たちだったと言って締めくくりました。 うーん。パリか。フランス語を勉強して一度行ってみたいな。
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