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熱血青春日記(癒し系)
ゆう
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2005年02月14日(月)
ロンリー・チャップリン

ついにこの日が来たか、としばらくカレンダーの前でぼーっとしてしまいました。
今日は私立高校A日程の入試前日です。
教え子たちは明日がんばってくれるだろうと思いつつも心配でたまらない。
今更あれこれ喚いたって、僕が受験するわけでもないし、悶々としながらも久々の休日でした。

仕事ばかりで連絡が取れなかったから、今日は久しぶりに彼女さんと会う約束になっていました。
待ち合わせは札幌駅のいつもの場所で18時に。
朝からものすごい吹雪だし、街中までも渋滞しっぱなしで、札幌駅まで行くのは大変でした。
大学に入ってからは田舎町に篭もりっきりで、上り車線なんか走らないもんだからなおさらです。
高校時代は毎日札幌中心部まで行っていたんだけどなあ、と思いながらも車を走らせました。
札幌駅になんとか到着しても、久々に来たものだから何が何だかわからなくなっており、ヨドバシカメラとビッグカメラを間違えて、えらい迷いました。
しかし、札幌駅っていうのは人が多い所だな。
札幌市にこんな人いたんだって毎回行くたびに思います。
本当は二時間くらい前に行ってしばらくそこらを見てまわろうと思っていたのですが、時間はギリギリだったので、またの機会にすることにしました。

なんとか10分前に約束の場所へ着きましたが、彼女は少し遅れている様子。
そこら辺をうろうろしていると、不意に
「ボス!」
と声がしました。
何事かと思って振り向けば、卒業以来会っていなかった高校の友達が立っている。
「いやあ、久しぶりだなあ。元気だった? こんなところで会えるとは思ってなかったよ」
と彼は言い、
「元気元気。ホント久しぶりだなー。卒業以来でしょ」
と話に花が咲きました。
お互いの近況報告と元気そうなのを喜び合い、変わってないなあ、などと言いながらしばし盛り上がります。
今度、飲みに行こうぜーと言って、今日のところは別れました。
いや、しかし懐かしい人にあったなあと、しばし思いを馳せているところへ彼女がパタパタと走ってきて
「きゃー久しぶりー! やっと会えたよー。よかったよー」
と、ものっすごい手をぶんぶん振りながら息を切らせてました。さっきの彼より久しぶりを連発してました。
1週間前くらいに会ったんですけどね( ̄∇ ̄;)


とりあえずは前に友人に勧められていた飲食店に入り、腰を落ち着けたところで彼女はこの1週間で何があったかをマシンガンの様に語り、続いてこちらの1週間を聞き出していました。
今まで約束しなくても毎日会えたから、どうも2,3日会わないだけでずいぶん久しぶりな気がするそうで、「今日は何してた?」が彼女の口癖になってます。

食事は美味しかったです。
札幌駅前にあるTAPAという店なのですが、メニューの名前がおもしろくて、例えばおにぎりの名前が「バクダン」だったりしました。
気になるものはチェックする性格なので、もちろんバクダンを頼みました。
何のことはない、普通の、というか大きなおにぎりでした。
どこがバクダンかといえば、おにぎりに花火がぶっ刺さってるところらしいです(笑)
お待たせしました、とテーブルに置かれてから花火が消えるまで、二人とも目が釘付けになってました。
火が消えてからはフツーのおにぎりなんですけど(笑)

食事を終えて、まだ話のタネは尽きないのでデザートでも頼もうということになり、メニューを再び開きます。
デザートの欄に
「ロンリー・茶ップリン」
と書いてあり、それを僕が突っ込む前に彼女が
「これ頼むでしょ」
と先取りしました。わかっているじゃないか。

そのデザートは、ミルク・ティーのアイスに紅茶のプリン、そして蜂蜜の味がするケーキというものでした。
何故か餡がその上にかかっており、こいつが恐ろしく相性が悪いのですが、ミルク・ティーのアイスやプリンは美味しかったです。
二人でひとつをつっついて食べていたのですが、最近忙しくて仕事帰りにコンビニ弁当で済ませることが多かった僕は、サッパリしたものが食べたかったので、アイスクリームの上に乗っているハーブがえらく気に入ってしまい、それだけもしゃもしゃ食べてました。
そう言えば、自室にあるハーブは片っ端から枯れてしまったな。
今年はちゃんとハーブティを作ろうと思っています。