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| 2005年04月10日(日) ■ |
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| 着せ替え人形 |
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うちの劇団の衣装部の方と一緒に服屋さんに行きました。というか拉致られました。 今度やる役の衣装を決めるのに、とりあえず自前の服を全て持ってきて検討したのですが、いかんせん服というものを持っていないので、お気に召すものがなかったらしいのです。 それなら、どうせ今後も使うんだから、あたしが普段も着れるようなのを選んでやるわよ、と近くの服屋さんへ行くこととなったのです。
衣装部の方は実際に服屋で働いている人で、コーディネートに関してはいつもセンスがいい人です。 大量の服を抱えてはとっかえひっかえ合わせてみては首をかしげたり、唸ったりしています。 こっちはだんだん飽きてきて、大あくびのひとつもしていたら、突然 「くらら、これ着てみて!」 となにやら一式渡されました。 綿パンに、インナーが黒のTシャツで上に淡い色のシャツを着て、茶のジャケットを羽織れば完成。 普段ジーンズにパーカーというどうでもいい格好しかしていなかったのが、敏腕のプロデューサみたいになりました。 着替え終わって見せると、やたらに爆笑された後でこれで行こう、と言われました。 こんな洒落た服を着るのはなんだか恥ずかしいなあと思いながらもレジへ。 実はお金をあんまり持っていないので、いくら取られるかドキドキしていたんですが、全部で7000円くらいでした。 今の格好は一見やる気がないのですが、5000円のパーカに1万5千円のジーンズと結構お高いのでビビりました。 値段も考慮に入れて服を選んでくれたらしく、 「褒めて! あたしを褒め称えて!」 とやたらエバってました。
大学に帰ってみんなの前で披露すると 「こんなカッコいいの、クララじゃない!」 とみんなに言われました。俺は一体何なんだ。
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