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| 2005年06月08日(水) ■ |
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| 写真 |
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別に嫌な思い出があるわけじゃないけれど、昔っから写真ってのが苦手なのです。 だいたい、同じポーズでしばらく静止していなければならないのが気に入らない。 その上、自分の昔の姿が残るのが耐えがたい。 そんなわけで、自分の写真なんてほとんどないのですが、彼女がどこからひっぱってきたのか、高校一年生の時に撮った写真を大事に持っていたのです。 それを大学の友人軍団におもしろがって見せ回り、高校時代の思い出を話すものだから恥ずかしくてしかたがない。 頼むからやめろ、そんな写真棄ててくれと言うと 「私、告白の言葉一字一句覚えてるよ」 と悪魔のような顔で笑う。そんなわけで、しばらく逆らえないのです。 なぜ自分から告白なぞしてしまったのか。向こうからするのを待てばよかったんだよ。 人生最大の失敗だと思う。
しっかし、昔の俺って痩せてたなー。骨やん。今が太りすぎなだけなのだが。 彼女もなんだか小さかった気がする。なんか、小さいっていうか、薄いんですよ。 無意味に薄い。ポケットにすっぽり。 彼女は今でも相変らず薄っぺらい。言ったら怒るけど。
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