
|
 |
2005年11月15日(火) ■ |
 |
ついに新車 |
 |
講義室で熟睡していると、後ろからバシッと叩かれる。振り向くと彼女が満面の笑みで立っている。 「なんすか」と聞くと「なんて叩きやすい頭だこと」と何やらご機嫌。 こっちは寝不足でつらいのだ。とりあえず次の授業がどこだったか思い出せないくらいだったので 「ねえ、次の授業ってどこでやるんだっけ」と問うと 「え、大学で」とあっけらかんと答える。 大学でってあなた。そんな常識クイズ出したわけじゃないんだよあたしゃ。 彼女のどこが好きって訊かれたら最近は俺にはない天性のボケセンスがあるって答えます。彼女に出会ってからツッコミが上手くなってしまった。 そんなことをぐるぐる考えていると、後ろから彼女の友達がやってきて 「ねえ、ゆう君が訊いたのって、何番講義室って意味だと思うよ」 とそっと彼女に耳打ちしてくれる。嗚呼、ありがとうNっち。 「ああ、そゆこと。5階の7番だよ」とやっと正解を言ってくれたので 「お前無意識で俺のこと馬鹿にしてるべ。ゆうはここがどこだか解らないくらいバカだと思ってるんだべ」 と非難すると 「えーそんなことないよー尊敬してるよーきゃーゆう君天才ー」 とすげー棒読みで言われる。こいついつかコロス。 彼女が去ったあとで、事の一部始終を見ていた男子軍団が、お前ら見てるとおもしろい、爆笑だった、と背中をばしばし叩かれる。ああ。
さて、授業も終わり、今日はいよいよ車が納車される日。実に1ヶ月もの間キャラバンに乗っていたのですが、これでおさらばなのだ。よく乗ってたな、あんなでかい車。 自動車工場に顔を出すと、次々に人が出てきて 「よぉーゆうちゃん! よく無事だったな(笑)」 とか 「ゆうくん、やっとデカイ車から開放されるな」 とかいろんな人からエールを貰いました。相変わらず平和なところだな。 と、思っていたんですが、そういえば今日は見たことのない店員さんもいて、忙しそうな様子。 作業場奥に案内されて、ヒーターの前に座っていたんですが、ややしばらく皆手が離せないみたいでした。 やっと作業が一段落ついて店長がやってきて 「もお、大変だよ。今日だけでタイヤ交換100件以上来たんだよ?」 と泣きついてくる。ああ、ついに初雪降ったからねえ。 でもいいじゃん、儲かってるんでしょ、と言うと 「そうなんだけどさあ、もうしんどい。ハゲるべや」 うん、それはもう手遅r
んなわけで、1ヶ月でずいぶんここの店の人と打ち解けて、客というか友達扱いの感じで後回しになったんですが、いよいよ自分の車とご対面。 おお、いいじゃないですか。純白の車。マイナーチェンジ後の初代モコですよ。ほとんど新車! ついでだからって、無料で冬タイヤに交換してもらって、ペッカペカに磨きあげてくれました。 仕上がった車を見て店長が、いや、俺って天才とか言ったあとで、いよいよ引渡しとなる。 こりゃいい車ですわ。MDついてるっていうんで、早速ポケットに突っ込んであったポルノグラフィティをセットする。うーん、いい音出るなあ。 こいつのためにローン組んでしまったので、明日から真面目に働かなきゃなあ。
|
|