詩のような 世界

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2002年01月24日(木) 風穴




「世界」という圧迫された箱の中で

私は
泣いたり 怒ったり
悩んだり 苦しんだり

刺さったり
痛かったり
強がったり



呟いたりしてる



こんなこと
馬鹿馬鹿しいと鼻で笑っても
気分はちっとも晴れないときてる


夕日が溶けて青紫に染まった空は
この星の広さを教えてくれるけど
その空さえも箱の中に収まっている




出して!!!!!

ここから出して!!!!!!



涙が頬を伝っても
どうして何もひっくり返らないの?




貴方がいたら
この箱に風穴が開くかもしれないのに…




























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