詩のような 世界

目次


2002年02月01日(金) 白いドレス




集めて散らして
集めて散らして

カラッポになってはまた求めて
繰り返し繰り返し



願いは有るようで無いから
君の手で私の首を絞めて
清らかな身体を抱きしめながら
2人は繋がってしまおう


意識は遠い丘へ
黄緑の中の小さな赤
薔薇を頂戴
私のために


ドレスは脱がさないで
白く輝くレースの裾を
ずっとずっと追いかけていて
君の幼い笑顔は
心地良い破滅へと私を導く


さぁ首を絞めて
君は好きなことをして
好きな所へ行ってしまえばいい
失うことに動揺しないように
私は消えるから


さぁ早くして
でないと私が君の喉に
刃を向けてしまいそう













My追加
しえり |MAIL