詩のような 世界

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2002年03月08日(金) アセロラ



爪を噛む度に
アセロラ味の血が滲んだ



君に僕を見てほしくて
僕はいつも君の視界に入った

君が僕を必要とするようになって
僕は君を遠ざけがちになった

行く道は長いから
僕は身勝手にもうんざりしてしまったのか



爪を噛んだ
甘かった



貴方に僕を欲してもらいたくて
綺麗な花を贈った

2人笑い合うようになると
僕は旅立つ準備を始める

行く道はとても長くて
抱いてしまう辿り着くことへの不安



爪を噛んだ
アセロラ酸っぱくて
泣けた







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