丸い空に両手を伸ばすと雲の上から光の粒が降り注いだ僕は ここに いるその瞬間だけは不の感情を全て忘れた「僕」という存在を否定することなく受け入れた僕は ここに いるこんなにも空は純粋で僕の目にも真っ直ぐ馴染んでくる青と白が織り成す空色の爽快さ目を背けたいほど矛盾した現実もこの空の支配下にあるわけで僕がどんなにあがいてもそれはちっぽけなことにすぎないのかもしれないそう思いたい僕は ここに いる?「君は そこに いる」