詩のような 世界
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顔をくしゃくしゃにして笑う 時に意外なほど真剣な顔を見せる 野心家で優しくて 残酷なほど魅力的な二面性を モノにしている
そんな君を 僕は永遠に目で追っていたかったんだ
自分にないものを 君は全部持っていたから 一層美しく思えた 神のような気高い空気
誰も寄せつけない君を 僕はただただ眺めていたかった
愚かな欲望だったけれど 君は最後まで自分らしさを保ち こんな僕にも 変わらぬ笑顔を向けてくれた 本当に笑っちゃうくらい 君は神々しい人だった
さよなら これ以上僕は何を願うというのか ねぇ?
さよなら
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