詩のような 世界
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夜が来るのが怖いわけじゃない 夜だけが怖いわけじゃないから
朝も昼も 太陽も雨も 全てが僕を否定しているようで
黒と青のマーブル模様 固い繭の中で待ってる 誰かを 誰かはまったくわからないけれど
無理して高い声で歌った 汗だくになる 赤い汗 血みたい
血ならあの人の血がいい 欲しいとせがんだらくれるだろうか 唇から顎へ滴る あの人の血はきっとイチゴ味
だからといって あの人を待ってるなんて思われたくない 肯定も否定もしたくないし できない
目標が曖昧だから駄目なんだ そんな自分が情けなくて あの人に責めて欲しいなんて思ってしまう
ねぇ 冗談だから許して
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