詩のような 世界

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2002年08月04日(日) No Music,No life



洋楽に耳が慣れてくると
自分に染み付いている感覚や
音の味わい方なんかが
微妙に変化し始めたことに気づいた

音楽が部屋中に溢れているとき
そしてそれが自分にピッタリ合い
身体の心まで溶け込むとき
わたしはこの世に存在していることを忘れる
空気と音とわたしの体温だけが
まるで天に昇るような
奇妙で心地よい興奮状態に入る

「聴く」という能力は
きっとこの上なく贅沢な能力だ
今自分が置かれた世界から
別の世界を創り出すことを可能にする
そう
簡単に言えば
マイナスからプラスに
例え一瞬でも動かすことができる
一瞬がいつまでも一瞬であり続けるかどうかは
わたしだけが知っている
あなただけが知っている





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