詩のような 世界
目次|←|→
きれいな色の箱を 決して開けないで ただずっと眺めている?
美化するということは とても恐ろしい幻想 だけど取りつかれてしまう
最低な行動 汚い言動 嫌悪すべき数々の出来事 あれほどくっきりと色づいていたのに
自殺行為かもしれないが ふたを開けずにいられない 醜いものから目をそらす ことができないんだ僕は
それで口が利けなくなっても 耳が聞こえなくなっても 触れずに受け流すくらいなら 僕は
感じたことを一つ一つ 花や木や土にしてみる 中では僕だけの息遣いが生まれた 嗚咽する声が内側から壁を叩く
|