16日早朝に大きな地震があった。初めドーンと下から突き上げるように揺れ その後ガタガタと横揺れが始まった。 私はとりあえずベッドから降りて床に体育すわりのようなカッコで座り 様子を伺った。
白猫はササーーーッと部屋から出て行き、黒猫はベッドの上で じっとしている。猫をキャリーケースに入れるかどうか、 もっと大きな揺れが来るのかどうか、今1番何をすべきか いろいろ考えるが結局はじっとしているうちに揺れはおさまった。
部屋を出て行った白猫はどこに行ったのかと思えば 部屋を出たすぐの所で立ち止まってこっちを見ていた。 「もう大丈夫だよ」というと「ニャァ」と小さく鳴いた。
階段を下りて1階に行くと、ミミリンは母の布団の上で うれしそうに尻尾を振りながら私を見ている。 「大丈夫か?」と頭を撫でると母親が「大丈夫よね」と答える。
母に様子を聞くと全然あわてる様子もなく あれっという感じで天井を見たりしていたらしい。
何はともあれ全員何事も無くてよかった。 やっぱり地震の時は何もできないなぁ〜。 地元の防災放送が揺れてる最中に既に流れていたのが 印象的だった。 「あわてて外に飛び出さないようにしましょう」と言っていた。
外に飛び出すどころか、なーーんにも出来なかったよ。
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