ノエルの日記
日々いろんなことがあるよね。

2006年07月02日(日) ◇「まり佐和本舗」を見に行った。

「まり佐和本舗」は米田まりさんと平岩佐和子さんのユニット。
http://www.vocal-mari.jp/marisawahompo.htm
東京芸術大学声楽科の同期生というお二人の歌はやはり本物。

2003年に「森のおく」というミュージカルに出演させてもらったのだが
http://www1.odn.ne.jp/~maomao/03morinookumokuzi.html
そこで使われる曲のほとんどは平岩佐和子さん作曲のものだ。
詞のほとんどはこの作品の脚本を書いたマオアキラさんで
「さだめの歌」と言う曲の1部分を私が書かせてもらった。
その「さだめの歌」を「運命(さだめ)」というタイトルで
CDに入れてくださり、今回のライブで歌ってくださると言うことなので
楽しみ半分、不安半分で出かけていった。
なぜ不安なのかと言うと「さだめの歌」はミュージカルの後半で
それまでの話の流れを受けてのものだから、
その楽曲だけを取り出してと言うのはわかり難いのではないかと
思った・・・けど心配は無用だった。

各楽曲を歌う前にその曲を作詞してくれた人の紹介や
その詞に出会ったいきさつなどを話してくれ、
私のことも紹介してくれての演奏だった。
ライブ前半のラスト曲が「さだめの歌」だったのだが
泣いちゃうって・・・やっぱこの曲聞くと涙が・・・。
(私が書いた部分より、前半のマオさんのところが特に)

後半までの休憩中に軽く冷たいものを飲む・・・と
知らないご婦人から声をかけられた。
「いい詞でしたよ、思わず涙が出てしまいました」と
その方の目には確かにうっすらと涙が。
わかる人にはわかってもらえるんだ〜!と感動。
「ありがとうございます」とお礼を言った。
ここにマオさんがいてくれたらなぁと思った。
マオさんは本当に来たかったのではないかと思うが
介護の必要なご主人を抱えていて、夜の外出は難しく
また預かってくださる施設もあるのだが、ご主人の様子で
今回は無理なようだと判断されていた。

後半は楽しい雰囲気で進む。
本来の平岩さんはこういう雰囲気なのかな?
明るくて、ちょっとコミカル。
本日先行発売のCDの宣伝も兼ねながらのライブは
あっという間に終了の時間を迎えてしまった。

米田まりさんの曲にテニアンを歌っている曲があった。
テニアンはサイパンのすぐ近くにある美しい島なのだけど
戦争の時にはサイパンと近隣周辺にはいろいろな悲劇があった。
その戦争を題材にした楽曲だったのだが、美しいいい曲だった。
今度テニアンへ行ったらその曲を思い出すと思う。


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