やくざ風味の日記
DiaryINDEX|past|will
このタイトルを見て……
やくざ風味が恋をした……と思った方は………
勘違いです。
学生生活もあと僅か。そーなってくると時間がとても貴重に思えてくるわけで。 のんびり本読んでる暇もなくなるかな…と思いまして、最近研究とは関係のない趣味読書で本を読みまくってます。その中で、小池真理子の「恋」をホーシュンから借りて読んでみたら、これが面白かった。 そんなわけでタイトルにしてみました。 まあ、せっかくこんなタイトルにしたんで、それにちなんだ小話でも。
小話1「恋はフルーツ」
先週末あった研究室の新勧飲み会。飲んでるウチになーぜか「自分の初恋を果物に表現すると?」って話になったのだ。誰が言い出したか忘れたが、まあ女だらけのウチの研究室。この手の話になってもなーんら不思議じゃないってことで。
トップバッターの新入りタネちゃん。
「私はですねえ…レモンですね♪」 「ほう、なんか王道っぽいのう。なんでレモン?」 「うーん…やっぱりイメージで…すっぱいトコロですね。初恋みのらなかったし」
なんちゅうか…ひねりねーし、ブリ気な答えやのう。 だが、永作にの可愛いルックスなのでOK!!許す!!!
続くは三年生のノムちゃん。
「私は…イチゴですね」 「ほう。なぜーに?」 「甘かったけど……少しだけすっぱかったトコですね」 「甘かったちゅうことは、上手くいったんか?」 「実は中一の時だったんですけど、好きな人いたんです。一つ上の人で」 「ほうほう」 「で、ある日いきなりその好きな人が告白してきたんですよ。私に」 「ほー両想いだったんか。そりゃラッキーじゃのう。んじゃ上手くいって甘甘だろ。なにがすっぱかったの?」 「それがですね…OKしてしばらくしてその人犬に噛まれて怪我したんですよ!」 「…へっ?」 「犬に噛まれて怪我ですよ?!はっきりいって冷めちゃったんですよー」 「……いや、彼、被害者だろ。別にいいじゃん犬に噛まれたくらいさあ(汗)」 「うーん、それがやっぱり子供だったから。なんか彼のことをスーパーマンみたいっていうか、かなり美化してみてたんで」 「理想崩れたってとこか……んで別れたの?」 「はい」
男はつらいよ!!!!つーかどんなヤツでも犬に噛まれることくらいあるって。勝海舟も幼少の頃犬にタマタマ噛まれてひどい目会ってるし。 まあ、少女の憧れの残酷さか…つーかノムちゃんは長刀で国体出たほどの女傑。よけい軟弱にみえたか?! 彼氏に合掌。今、犬嫌いじゃなきゃいいなあ。
ラストは同じく新入りのサトちゃん。
「私はりんごです(キッパリ)」 「りんご?!…てどんなとこが?」 「ほら、リンゴって丸い形てるじゃないですか。で、上のほうだけ…こう、引っ込んでて」 「あー、そんな形してるな」 「そんなカンジです」 「!!!!!」
分かんねーーーーーーよ!!!! なに?そんなカンジ??一体どう判断せえっちゅうんじゃ!!
「あーーー味とかは?」 「味関係ないです。形です」 「……(大汗)、んでその初恋はミノリマシタカ?」 「それは…秘密です♪」 「秘密とな?!キミは自分の初恋、形状化して説明できるのに結果は秘密かい!!いいやん、昔のことだし。教えてくり」 「乙女の秘密です♪」 「乙女の秘密とな!!!!?」
なんちゅうか……もう二十歳になろうっちゅう人間が乙女もないと思うのだが。 だが!!可愛いから許す!!!!!!!!
……なんかそればっかりの私です。しかたないやね。 ここで笑っちゃのが、上の三人の女の子。なぜか全員今の彼氏が工学部。 はーあ、やっぱりアレだね。教育の女の子が工学部の彼氏つくるから教育の男があまるのじゃあ!!!わおーーーん!!!(負け犬の遠吠えbyムック)
小話2「恋は工学部」
その飲み会の話、なんとなく工学部であるまーくんにしてみる。
「つーわけでその子たち、彼氏みんな工学部なのよ。なーんか、そんな話良く聞くし…工学部の男は教育の女に人気があるのう」 「そうみたいだね…どうでもいいな」 「しかしお主は彼女おらんのう。工学部のまーくんとやら」 「そうみたいだね…どうでもいいな」
どうでもいいらしい。
|