TENSEI塵語

2002年02月22日(金) 雑記

せっかくの指定休だったが、あっという間に。。。

午前中は、レンタルの仮説ステージについて調べて終わった。
定演の時に、琴の奏者のための舞台を特設したい、
安上がりな手としては、学校の部室の机をいくつか運んで、
その上に板をのせて布をかぶせる、なんてことまで考えたけれど、
やはり1メートルくらいの高さは欲しいので、HP検索してみたのである。
いろいろ調べて、電話で問い合わせたりしているうちに、3時間近くかかってしまった。

午後は、シンセとアンプをつなぐケーブルを手に入れるのにあくせく。。。
結論は実に簡単で、エレキギターで使うようなケーブルでよかったのに、
大変な勘違いをしていたために、よけいな時間と出費をしてしまった。
アンプはステレオプラグだろうと思い込んでいたので、
一方はステレオ、一方は二またに分かれた接続コードを探したのだった。
最初、楽器屋に行って、そういうものが見当たらなかったので、
ヤマダ電気に行って、あれこれ考えながら、ミニプラグのそのタイプのコードと、
ミニプラグの先にはめる太いプラグをそれぞれ分買って帰って、試してみた。
音は出た。けれども、最大音にしても室内でちょうどいいくらいの音しか出ない。
これではとてもホールでは使えない。
で、その現象が、モノラル端子にステレオプラグをさした時と似ているので、
はたと勘違いに気づき、再び楽器屋に行って、いつもたくさんかかっている
モノラルのケーブルを買ったのだった。
とにかく、ムダの多い1日だった。

しかし、その間に床屋にも行けたし、食料品の買い物も済ませた。
レジを待っていたら、「週間テレビガイド」が目に入って、
表紙が「プリティガール」の3女優だった。
もう1種類の同じ目的の雑誌の表紙も、「プリティガール」の主役だった。
今ひとつ地味な感じのドラマだと思っていたので、
こうしてクローズアップされているのが意外だった。
しかし、先週と今週の展開は、さわやかな軽いメルヘンのつもりで見ていたのに、
とたんに、陰謀と裏切りによって深刻な様相になっている。
主役の花も、明るい希望だけではやっていけず、悩む場面も増えてきた。
ますます、見るのをやめられない状況になってきているのは確かである。

昼のラーメン屋とヤマダ電気で、偶然、フィギュアスケートの観戦ができた。 
ラーメン屋で席に落ち着いたときに、ちょうど村主の演技が始まって目を引きつけられて、
それ以後、目が離せない状態になったのだが、
電気屋に移動して、ケーブルを探している合間に見たヒューズの演技は圧巻だった。
何の予備知識もなく、たまたまテレビに目を向けたら、
その見えている演技に目を奪われてしまうのだから、
名演というのはホントに卓越した水準のものなのである。
夜、NHKの特集で見直したけれど、ヒューズが得点を見た瞬間に、
かん高い歓声をあげた場面が何とも印象的だ。
村主の演技はやっぱりいいけれど、脚を後ろに高くあげて前傾姿勢の片足で滑るところ、
こういうところがもっと長く優雅にできるようになるともっといい印象になるのだろう。

朝刊の「声」欄に、日本選手の低迷を云々している発言があったけれども、
別に戦争に出かけているわけでないのだから、ニッポン、ニッポンと騒ぐことはない。
代表選手を送り出すにあたっては、国は費用を出しているかもしれないけれど、
それはオリンピックから見放されないためにそうしているだけで、
だからといって、「お国のために闘ってこい」などと言ってはいけない。
もしそうだとしたら、トレーニング段階から多額の援助をすべきである。
でも、そうすべきであるとも思わない。
スポーツにしろ何にしろ、そもそも試合とか勝負とかいうものは、
いや、そもそも「がんばる」ということは、たいていの場合自分自身との闘いである。


 < 過去  INDEX  未来 >


TENSEI [MAIL]