TENSEI塵語

2002年04月04日(木) めぐり合わせ、さまざま。。

きょうは午前中の遅い時間の出勤になったのだが、
走る妨げになる車がほとんど前に現れなかった。
現れたと思うと、すぐに別の道に去ってくれたり、
道の端に寄って、2、3台の後続車を先に行かせたりするような車もあった。
平常の遅刻しそうな朝など、この逆の災難に見舞われることが多い。
のろのろ運転を避けても避けても、次々に現れ、時には強引に割り込んできたりもする。
今朝は、急いでいるわけでもないのに、そういう車にも煩わされず、
信号のつながりも実によくて、淡々と職場に着くことができた。

遅い昼食をとろうとして、どこもランチタイムは終わっていることだし、
できるだけ早く仕事に戻れるよう、吉野屋に車を走らせた。
この時も、さーーっと着いたのだが、きょうから250円期間に入っていたのだった。
まぁ、思いがけない、ちょっとだけ得、というわけであった。

4日前からちょっとずつ進めてきた大仕事が全部終わって、きれいに片づけて、
実に気分が良く、次の仕事をしようと思って車に道具を取りにいったとき、
校舎のドアを開け、開けたときはすんなり開いてそのまま出ようとしたら、
突風にドアが勢いよく押し戻されて、からだ全体を打ちつけた。
その時、ズボンの左ポケットに激しい衝撃があった。
ドアの縦長の取っ手が当たったらしいが、からだには何も痛みがないのに、
ポケットに入れていたケータイのauマークのところに穴があいてしまった。
ケータイが腰骨あたりを守ってくれたようなものだが、
そのケータイの外観が気に入っていただけに、実に痛い思い。。。
実に恨めしい風である。
でも、今回のケータイは折りたたみ型で、機能に影響なく済んだようだが、
前の機種だったら、液晶画面が割れるか、ボタンのどこかを損傷していたに違いない。
いったい、何が悲劇で何が幸いかわからない。

4時ごろ帰ろうとしたら、転勤するA氏が、やっと最後の仕事が終わった、
煙草1本恵んで、と言って入ってきた。
それで30分ほど、あれこれ話し込んでしまった。
その間に、各務原のいつも行くCD屋から電話が入った。
一昨日注文した「利家とまつ」のサントラが入ったという電話だった。
帰路の車の中で、X JAPAN の「ART OF LIFE」を聞いているうちに、
昨夜のYOSHIKI のインタビュー番組の中に、天皇在位10周年奉祝の式典で
YOSHIKI が作曲し演奏したとかいうピアノ協奏曲の話があったのを思い出して、
CD屋で、その曲のCDがあるのかどうか聞いてみようと思いついた。

店で聞いてみたら、検索する機械を使って検索してくれて、
それがないのはわかったのだけれど、その検索結果の中に、
「Eternal Melody」というのがあって、即座に「これほしい。注文して」と頼んだ。
これは、X JAPAN の名曲のオーケストラヴァージョンである。
2月にHPで探してみたら、廃盤となっていて、
その後、中古CD屋に行くたびに探しても見つからなかったものである。
当分見つからないな、と思っていたのに、思いがけずそこで見つかったのである。
廃盤には「廃」の字がついているのに、それにはついていない。
「廃盤だとばっかり思っていたのに、、」と言うと、検索していた店員が、
「旧盤の製品番号がここに出てるから、再発売じゃないですか?」と言った。

人生は期待していても起こらないことも多いけれど、
思いもしなかったことが起こったりもする。
占いなどはほとんど信じないし、・・だからいい1日になるとか、
・・だからきょうはろくなことがなさそうだなどという考えは消し去る習慣だけど、
人の生活というのはホントにわかんないんだぞ、悲喜交々だぞ、
一寸先は誰にもわかんないんだぞ、という思いを強くした1日であった。
その仕上げは、巨人の連夜の延長戦勝利でもあった。


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