TENSEI塵語

2002年05月29日(水) 立ち直れない観戦後

遅めの夕食の後、巨人vsヤクルト戦をつけてみたら、入来と藤井の緊迫した投げ合い。
とても点が入りそうな雰囲気ではなく、しかし、球場ではどうだかわからないが、
テレビでは投手戦ほどおもしろいパターンはないと思うので、
もう昨夜で採点に追われることもなくなった気楽さもあって見続けていた。
9回表に松井がホームランを打って、ようやく1対0となった。
カウント、ワンスリーから藤井が投げた瞬間に、ピッチャーの後方から映された
球筋を見た瞬間に、打つ!!と予感したら、松井が打った。
(正確に書くと、打つ!!と感じた自分を瞬時に振り返ったのと、
 松井が打ったのとほぼ同時だった、、みたいな感じになるのだろう)
最高の勝ちパターンのようなのだが、何となく、まだ勝てるような気がしない。
もう1点取らないとね、、と思っても、大歓声とともに登場の清原もあっけない三振。
当たれば即もう1点、とは思っても、当たりそうな予感はしなかった。
気合い十分の入来に最後まで投げさせた方がいいんじゃないの? と願ったのは、
やっぱり素人考えなのか、最後は河原に代わった。
河原はデビュー当時から応援してきたし、信頼するけれども、
な〜んとな〜くイヤ〜〜な予感がどうも拭えなかった。
解説者も、心の準備が不十分じゃないかという不安の発言をしたりしていた。
最初のバッターはファウル、ファウル、見逃しの3球3振で、
3球目のストレートには、思わず、すごい!!と声が出てしまったほど。。。
でも、古田に初球をセンター前に持って行かれた。
そして、イヤらしい構えのラミレスを見てるうちに、イヤ〜〜な予感が次第につのり、
一瞬打ち取ったように映った打球がスタンドまで伸びて行ってしまったのだった。

久々に解放感を味わいたかった夜が、これで台無しである。
だから、忙しかったあのころ、巨人戦は見ないように習慣づけていたのである。
くやしいこともあれば、嬉しいこともある。選手もそうして連夜闘っている。
そう思いながらここ3年ばかり、ラジオやテレビで観戦しているけれど、
こういう夜はやっぱりなかなか立ち直れない。、、クク、、、


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