| 2002年06月07日(金) |
正夢とはどういうものか |
きょう、抹茶あずきプリンなるものを買い物のついでに買ったのである。 それを夜中になってから食べてみたら、なかなかうまいと思ったのである。 夕食の時に、1週間の疲れのせいか、ビール飲みながらおかずをつまんでいるだけで、 もう食べられなくなって、仕上げの納豆&ご飯を省略した。 それで夜中になって空腹を感じて、ラーメンでも食べようかと思ったが、 インスタントラーメンのような夜食で腹をこわすかもしれない不安もあって、 ほとんど経験のないトーストを夜食にしようと思ったのだ。 抹茶あずきプリンを一口食べて、今度はそれをトーストにのせて食べようとして、 なかなかうまいぞう〜と誰かに伝えたいような気がしながら、 すくってパンにのせているそのさなかに、あれ? と思ったのである。 小さいころから幾度となく経験した、あれこの光景見たことある、という不思議な感覚。 ちぎったトースト、その上にのせつつある抹茶プリン、コロンとのった姿、 それを食べようとするところ、そこに伴う誰かに伝えたいような思い、、、 それがまったく以前見たものと一致して、それは夢で見たのだと思う、異様な感覚。。。
この感覚は、ある時不意にやってくる。 そして、恐怖感かあまりの驚きのために、それまでの行動を止めさせることもある。 あれ?これ見たことある。・・それは時間の進行に従ってますます深まる、 つまり、ますます以前に見たできごとや光景とぴったり同じになって、驚く。 そうして、夢で見たのだという記憶が重なってくる。 さらに不思議なことには、その時の夢の中でも、見たことある思いに囚われて 焦っていたように思い出される場合があるということである。
これはいったい何であろうか。 霊感的予知能力だの占いだのをまったく信じない私としては、実に不可解な現象である。 だから、なんかの拍子に意識の中にあるさまざまのものが結集されて、 類似の体験なりイメージなりが、今の現実に重なって組織されるのだ、と考えてみる。 それにしても、それが何の変哲もない行動のさなかに不意に襲ってきて、 確かに夢で見たぞと確信させるほどのピッタリ感を伴うのはあまりにも不思議である。 それは、今自分が意識の中で現実と類似のイメージを合成しているようではなく、 イメージの方が断固としてやってきて、それとまったく同じに現実が進行するようなのだ。 私としては、そんなことは絶対あってはならないことなのに、 しかし実際、そんなことが小さいころからしばしば起こっているわけである。 これは本当にいったい何なのであろうか。
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