TENSEI塵語

2002年06月08日(土) この1週間

今週は毎日晴れ、日に日に暑くなり、湿度も増して不快な日本の夏日になった。
毎朝のラジオの気象協会の話では、7月上旬の天気、ということだった。
月曜、火曜あたりは、まだ気温のわりにしのぎやすい感じがあったけれど、
水曜ごろからは、何か鬱陶しいような、全身けだるくなるような暑さに悩まされ始めた。
水曜日に日本語の勉強を見たタスマニアから来た留学生も、暑さに参っているようだった。
梅雨の前に7月が訪れたようなものである。
けれども、去年の梅雨明けの7月上旬の暑さはこんな生易しいものではなかった。
今年の梅雨明けも、きっと生易しいものではないに違いない。

そんな陽気の中で、今週と来週は教育実習生が来ている。
今年は何とたったひとりという異例の年なのだが、それが国語で、
しかも、5年前吹奏楽部で部長をやっていた卒業生である。
こうなると、誰も他に担当しようと言ってくれる人がいなくなる。
お前がめんどうを見て当然とばかりにしらん顔なので、私が担当せざるを得なくなった。
授業を代わりにやらせる、と言ってしまえば、楽できるように聞こえるが、
これがかえっていろいろと神経使ったり、自分で授業をやるよりも、
集中して1時間の授業の成り行きを注意深く見守ることにもなる。
空き時間も、次の授業の打ち合わせや、実習授業の反省に費やすことになる。
決して楽できるわけではなくて、普段より多忙であることは間違いないのである。

そんな1週間に、まるまる病気で休んだ先生がいたので、忙しさに輪をかけた。
休んだ先生の授業を他の授業で埋めるのは困難なので自習にするのだが、
自習教材の準備やら、自習監督の教員配置やらで、毎朝パニック状態だった。
幸い、国語科の先生たちはみな協力的で、何の文句もなく教室に行ってもらえたので、
大体どの人にも平等に負担してもらうことができた。
職場の人間関係の良さだけが自慢の学校かもしれないが、
そのおかげで何とか連日のピンチをしのぐことができたと強く感じさせられた。

あれやこれやで、忙しく、歩き回ることもイライラも多い1週間だった。
今朝は、8時半ごろだったけれど、足がつって、それと闘うために目が覚めた。
昨夜は、夢の話を書き始めながら、うとうとしては目を覚まして書くという
半眠りの状態で書きながら、ついに挫折して途中退場してしまった。
今朝読み返してみても、どうやって書くのをやめ、PCのスイッチを切って
眠りについたのか、どうもその辺の経緯が思い出せないほど、昨夜は朦朧としていた。
昨夜書こうとしていた分は、今朝書き足しておいた。


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