梅雨入り以後、そんなに大した雨は降っていない。 夕立のような激しい雨が降った夜は、、? あれはもう先週の金曜日だ。 今週でも、火曜日は朝降ってたけど午前中にはやんで、午後は蒸し風呂になりかけた。 木曜日には1日降り続いていたけれど、久々にヒンヤリした空気がありがたいくらいで、 翌日の昨日はもう力一杯晴れていて、きょうもやはりさわやかな快晴である。
3、4日前にラジオで気象協会が説明しているのを聞いていたら、 沖縄が梅雨明けするころから前線が北上して停滞するようになるので、 本州の方も本格的な梅雨に入るのだと言っていた。 それはそれで、な〜るほど、と聞いていたのだけれども、でも何か違う、 どうも普通の梅雨時の様子と違うような気がするのは、晴れの日に感じるのだ。
梅雨時に雨が降り続くのはうっとうしい。 寒いくらいの日も稀にあるけれど、たいていはじめじめとべたつくようで、 涼しくてありがたいという感じは受けないという印象が強い。 ホントにまぁ、いったいいつまで降り続くんだよー、と文句言ったりする。 そんな日が続いて、ある朝晴れてたりすると、その日は暑くてもさわやかに思われる。 洗濯ものは干せるし、布団も干せるし、家中開け放して空気を入れ換え、、、 そういうありがたい梅雨の晴れ間に、五月晴れという名がつけられたのだ。 そういう梅雨時の晴れの日は、久々に晴れた1日目はそれほどでないにしても、 2日目以降ともなると、暑くて参ったというような記憶があるのだが。。。
朝起きると、青空がまぶしい。一生懸命晴れてる、という感じを受ける。 最高気温も、29度とか、31度とか予想されたりしている。 そうして、1日暑さに苦しめられなきゃいかんか、とぞっとする。 ところが、不思議にこのごろは空気がさわやかなのである。 気温はちょっと高めでも、例年5月の中ごろに好ましく感じていた陽気なのである。 こんな風ならずっと晴れててくれていいよ、てな感じである。 逆に、今年は、5月に蒸し蒸しした暑い日を何日も体験して、 今年はいったいどうなっとるんだ、もう真夏か、8月には秋が来るのか、 夏休みを1ヶ月早めなきゃいかん、などと言っていた。 その5月の陽気を、今取り返しているというようにも感じさせられる。
年々、季節感がわかりにくくなるなぁ、と、毎年どこかで思っているような気もする。
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