昨夜、スポーツニュースをハシゴしていた時だったと思うが、 きょうの夜9時からの「黒い十人の女」とかいう題のドラマの予告が再三流れて、 ぜひ見てみたいもんだな、と思ったのだが、土曜は市吹で見られない。 朝ビデオ予約してから出ようと思っていたのに、今朝になったらころっと忘れていて、 混成バンドの練習に行ってしまってからそのことを思い出した。 で、家に電話して子どもに録画を頼むか、誰か友人に頼むか、迷いつつ、 いったい何が魅力で、録画までしてみたいと思ったのか、 思い出して再確認しようと思っても、どうもよくわからない。 確かに小泉今日子がちらと予告に現れてそれにも惹かれたのだが、それでは弱い。 内容かな?と思ったけど、どうも内容に惹かれたとは考えづらい。 昨夜ふと予告を見て、衝動的に見たいと思っただけで、 冷静に考えれば大したドラマじゃなかったんだと、録画を頼むのもあきらめたのだった。
ところが、帰宅してビールを飲みながら新聞を見て、思い出した。 「監督 市川崑」に惹かれて、ぜひ見てみたいもんだ、と思ったのだった。 しかも、監督自身のリメークなんだという。 内容はちょっとした解説を読んで、おもしろいかどうか判断しかねても、 やっぱり見られなくて惜しいことをしたな、と思う。
実は、彼の映画はほとんど見たことがないのである。 ドラマ「木枯らし紋次郎」が大好きだったのである。中村敦夫が演じたやつである。 今でも、時代劇で1番好きなのは? と問われたら、「紋次郎」と答える。 ドラマのおもしろさだけでなく、精緻な画面作りから来る情緒がたまらなくよかった。 古いテレビドラマのビデオがいくつも売り出される中で、 どうして「紋次郎」はまだ出てこないのか、不思議な思いである。 それから、「犬神家の一族」などの、横溝正史シリーズである。 石坂浩二が金田一耕助を演じたやつである。 横溝正史の小説を読んでいても、美的なものはなかなか感じられないけれども、 市川崑が映像化したら、実に美しい作品になっている。 原作をはるかに凌ぐ作品、という感じである。
どちらも、この映画を作ったのは誰だ、このドラマを作ったのは誰だ、と見たら、 市川崑という人だった、という風に知ったのである。 それが、昨夜のように、この人の監督作品なら見てみたいもんだ、となったわけである。 そういえば、何年か前に、この人の映画をレンタルで借りていくつか見てみようと 企てたことがあったが、そのころは調べる術がなくてあっさりあきらめた。 今は、Web で検索すれば簡単である(実はもう検索してみた)。 レンタルでどれだけ見つかるかわからないが、見てみたいものである。
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