不登校予備軍の教員は、想像以上に多いだろうと想像するが、 そのほとんどは、仕事だからとこらえて、日々勤務している。 意に反してちょっと一生懸命になったりすると、案外いいこともあったりするので、 そんなささやかな喜びを支えに、自身の不登校傾向の心と闘っている。 本来仕事とはそういうものである。 好きで選んだ仕事でも、仕事となると好きとばかりは言っていられなくなる。 仕事とは本来イヤなことばかりで、イヤなことをするから報酬があるのである。 好きなことをするときは、我々はお金を払うものである。 好きなことを楽にしてお金までもらえるなんて、稀にしかないことだろうから、 妙な幻想を抱いてはいけないのである。
ところが、ごくごく稀に、お金をもらいながらイヤなときは働くのをやめる奴も、 不思議だけれど存在するのである。 自分の仕事を長期間人にやらせて、平然として自分の報酬を得るのである。 恐ろしい奴である。 本当に病気であれば、それは誰にでも訪れる恐れのあることなので、 持ちつ持たれつで協力し合うのは当然である。 ところが、この男の場合は、春と秋にそれぞれ2、3週間ずつ、 仕事に行きたくなくなって休むということを、10年以上も続けているのである。 それを、ちゃんと有給休暇の枠内できっちりと危なげなくやり通している。 こういう計算や打算の働くのは、病気ではない。 本当に精神の病だったら、そんな計算よりも病気の方が勝つものである。 計算できているうちは病気ではない。 病気になったら、どう考えても、頑張ろうとしても、体が動かなくなるものである。
それなのにこのSYという男は、俺は病気なんだと駄々をこねたりするそうだ。 ホントにそれが病気なら、教員には向かない、教員失格だから、退職すればいいのだ。 生徒も教員も迷惑なことこの上ない。 本当に不登校なら、生徒も続けられないし、教員も続けられないのだ。 大体において、不登校の教員なんてのは矛盾概念ではないか。 それを、俺は精神の病人なんだと威張れるのが異常である。 校長や教頭に逆らったとかいう理由でクビにするなんてのは言語道断だと思うが、 こういう奴を10年以上もクビにできないでいるというのはなぜだろうか? 教員として不適格な上に、常識も知らないのである。 仕事に出ている間はバリバリと生徒を指導しているかというと、 真面目な生徒に「いてもいなくてもぜんぜん変わんないよ〜」と 笑顔で平然と言わせる程度のものである。 私だったら、生徒にそんな風に言われたら、教員を辞める。 さらには、試験範囲も少なくなって嬉しい、とさえ言わせているのである。
・・・きょうのできごとを書こうと思っていたのに、 ここまででまたますます怒れてきたので、明日に回す。 とにかく、こういうわがままな休み方をする教員がいると、 我々の多忙を増幅するだけでなくて、生徒の指導も厄介なことになるのである。
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