あまり律儀に葬式には行かない、世間から見ると実に無礼な人間なのであるが、 叔父(母の弟で、70歳を少し過ぎているはずである)の病死の連絡が入って、 明日の葬式には出席しなければならなくなった。 朝学校に行って、必要な段取りを済ませて、そのまま向かえば間に合うだろう。 このごろは、冠婚葬祭でもない限り会うことのなかった叔父だけれど、 郡上に住んでいたころは、年に何度か遊びに来てかわいがってくれた叔父である。 冠婚葬祭でもない限り会うことのない親戚づきあいの円滑のためでもある。
子どものころは、この叔父よりも、叔父の妻である叔母の方の印象が強かった。 グラビア雑誌からそのまま出てきたような美人で、子ども心にも驚いたのである。 後年、祖父母の葬式のたびに会っても、老いてもなお美人の面影を残している。 その叔母が、明日はあまり笑顔を見せてくれまい、、、それが少々憂鬱である。
香典の相場だとか、焼香のしきたりだとか、HPを検索して確認した。 葬式があるたびに、こうやって調べなければならない。 数年前までは、本屋に行ってこの種の本を立ち読みしたりしたものだった。 今は、HPで検索すれば簡単に調べることができるので、出かける必要がない。
まあそんなわけで、少々緊張を伴った休日になってしまった。
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