昨日は、もうひとつクローズアップされていたニュースがあった。 大分県の杵築市が、失業者を臨時職員として採用するという 臨時雇用対策に乗り出したという報道。。。 キャノンの人員削減で1200人の失業者がいるそうだ。
臨時職員としての採用は、1カ月限りで交代させ3月まで続けるそうで、 月額11万円程度の給料だそうだが、無策よりは。。。 また、寮からの退去を命じられた人には、宿泊施設等を提供。 また、農家などからの求人がある場合はその斡旋もするという。。
どこも厳しい財政の中での、ささやかな雇用対策なのだけれど、 中央の政治がぐずぐずしているさなかで、 昨夜書いた救急医療対策といい、この雇用対策といい。 何とかしよう、という思いを実現しているところに、 ついつい感動してしまったのだった。 政局操作・政争に明け暮れる2大政党にあきれ果ててるものだから。。
昨日、改めて驚いたのは、首相がまだ定額給付金を引っ込めてないこと。 あれ? まだこれでぐちゃぐちゃやってるの? って感じだった。 引っ込めたとは聞いてなかったけど、 まだ引きずっているってのは、何か不思議で。。。 何で世論に支持されない給付金にしがみついているのか、不明。 これのせいで第2次補正予算案も出せず、 雇用対策案も年明けまで持ち越されるのだという説もあるし。。
首相は、人員削減問題がバッと現れた時点で、 給付金に使おうとしていた2兆円を雇用対策に切り替えるべきだった。
それに、最近つくづく思うのは、道路財源についてなんだけど、 「健康で文化的な最低限度の生活」ができないか、脅かされてる人が、 量産されてる時代に、道路ちゃんのためのお金は渡さないぞー、と 抱え込んで譲ろうとしない道路族議員の心境がわからない。 道路建設のおかげで、失業者が解消できるならやってほしいけれど、 そんな雰囲気が微塵も伝わってこない。
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