2009年01月06日(火) |
緊急対策はいつのことに? |
国会が始まったが、なぜか首相が給付金にこだわり続けてるので、 なかなか埒があかない模様。。 給付金撤回すれば、かなり前進するはずなのに、 「生活支援に重要」と主張してこだわる根拠がよくわからない。
増え続けている失業者、、とりわけ、 食うのも寝るのも困っている人たちをこのままにしておくのか、 という問題を、首相が真剣に考えているとは思えない。 生活支援の給付金は彼らのような住所不定者には渡らない。 (選挙の投票用紙も渡らないわけだけれど、、)
昨夜のニュース番組で、補正予算を何とか3月末には、という目論見、 なんて、自民党の今後の予定を説明していたが、 その前に解散総選挙という選択肢もありうる、などとも言っていた。 何と悠長な、、?
憲法に「健康で文化的な最低限度の」生活の権利が記されているけれど 憲法にただ国民の権利が書かれているのでなく、 政治をする人の義務として書かれているのだよ。
生活に困ってる風を装って、生活保護を受けていながら ベンツに乗っているような、そんな保護家庭が認められるような 杜撰な書類処理がまかり通るのもいけないことだが、 屋根の下で眠れず、食うこともできない人たちを放っておく、 なんてこともやっぱりいけない。
今回の大量失業者の種を蒔いて来たのは与党議員たちなのだが、 彼らは年末年始の間、何をして何を考えていたのだろうか?
何か、真剣味がないなぁ、、とずっと思ってたら、 「まじめに働こうとしている人たちなのか」と総務省政務官。。 発言の撤回はしたそうだけど、本音だという印象は消えない。 そりゃあ、中には、、、、、、かもしれないけれど、 (それは、仕事を失ってない人にも、政治家にもあり得る疑いだ) ひとまとめにしてぼそっと言ってしまうところに怖い本性が見える。 「負け組は、自己責任。勝ちゃよかったんだよ」 というK首相的な精神をここにも感じさせられる。
きょう経団連の会長から、製造業の派遣法の見直しとか、 ついにワークシェアリングという一策がほのめかされたそうで、 これだけでも大きな進歩だと思うけれど、 どちらもこれから長い長い議論が必要なものだ。 今生命を保つことに難儀している人を救うものではない。
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