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共同生活2 |
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過去 : 未来 : メール | 2003年05月15日(木) |
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19歳のオーストラリアボーイと始まった共同生活。 私の部屋はケアンズの街から自転車で20分ほど北に行ったところで周りにはアボリジニのハーフなんかも住んでたり、腕や足に刺青なんか入れてたり、18歳のヤンママがいたり・・・・。どっちかというと生活水準は高いほうでなくハイソな人たちの集落ではなかった。 だから私がブライアンとシェアする初めての夜には珍しがって何人かが部屋を覗きにきた。まさしく動物園のパンダ状態だった。 私の部屋の下にはこれから赤ちゃんが生まれる若いカップルと奥さんの弟が一緒に暮らしてた。マークとキムカップル。弟はニックと言った。 ブライアンは彼らと仲良くしていたので必然的に私も仲良くなっていった。 マークも失業中。 ある日、私の部屋に来てこう言った。 ずぼんのポケットを一個引き出し "This is my ear." もう一個引き出して "This is also my ear.' 私はふんふんと聞いていた。 次に彼はニヤニヤしながら "Do you want to see my nose?" ( ̄□ ̄;)!! 彼は笑いながら行っちゃったけどちょっと焦った。 奥さんのキムは妊娠中でヘビースモーカーだった。 でもマークにきつく止めるようにいつも言われてたから煙草が欲しくなると 私の部屋に来ていた。 「ストレスがたまるとベビーにもよくないのよ〜」 世界共通で喫煙への言い訳は同じらしい。 その弟のニックはとてもいかつい顔をしていたが、いつも笑っていた。 ある日 "How are you?"と挨拶したら "I'm pretty good."と言った。 彼の口から"pretty"という言葉が出てくることがすっごい驚きで 『お前には似合わない』なんて変なことを思った。 でもその言葉強烈に残って今は私がよく使う。 だれかが 「お前には似合わない」 って思ってるかもしれない。(涙 |
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