価値観


 過去 : 未来 : メール 2003年05月28日(水)


うちの上の子、ミホは自転車を最近買った。

今までの自転車は不燃物置き場で拾ったものだったので初めての彼女の新品の自転車。


ちなみに今のカホの自転車も拾ったものです・・・・。




ザ リサイクル家族!





で、今年のお正月にもらったお年玉を使わないで自分で買ったのだ。
(何でもすぐに買ってもらえると思わせないようにそういうことにしてある。)




ミホは毎日うれしくて、うれしくてちょっと大きめの自転車を意味もなく乗り回す。



ピカピカの自転車。
初めて鍵がついてる自転車。
ブレーキがキ〜〜〜〜〜ッって言わない自転車。
空気穴の栓がなくなってない自転車。
ライトがつく自転車。
ベルがちゃんと鳴る自転車。




ワオ!!  ミホ イズ ソー ハッピー!!





ある日ほんのちょっと小雨が降る。
別に傘をさすほどの雨でもない。
お友達は普通に外で遊んでいる。

でもミホはその日は新しい自転車ではなく前の古い自転車に乗った。(笑


私はそんな物を大事にするミホがかわいいなぁと思う。



そしてそれほどその自転車にどれだけ価値を見出しているかも伝わってきた。




その話を夜ダーリンにする。






「へ〜。そうか〜。俺が中学生の時もそんな先生がいたよ。」





ドンナセンセイヨ?





「晴れの日はクラウン乗ってきて雨の日は原付のバイク乗ってくるんだよ」







( ̄□ ̄;)!!






「その先生さ、いつもクラウンピカピカで、学校で車の下までもぐりこんでお腹(?)まで磨いてるんだ。」



「で、その車はいっつも校舎の近くに停めてあったんだ。よく見えるようにね。」





フンフン スゴイヘンナセンセイダネ





「ある日さ、俺の友達の片山君が教室の窓を開けたんだよ。その頃の校舎は木造でもう古かったんで、窓が外れて落ちちゃったんだ。」








「で、その先生のボンネットに落ちた。」







(゜ロ゜)ギョェ





「その先生さ、すっごい剣幕で  弁償しろ〜〜〜〜   って叫んで怒ってたよ。」




「気の毒だよな。片山君。そんなん事故だったのに。」





「結局半額払ったらしいよ。」







あ〜気の毒な片山君。

その先生学校中で一番怖い先生だったんだって。


今だったらそんな横暴なことが通るはずもない。


時代が悪かったんだ。






私は車は動けばなんでもいいという人なので車の話はチンプンカンプンだ。


私はずっと軽自動車に乗ってるし普通車が欲しいって思ったこともない。
まぁいい車に乗れば楽だし、スピードも出ていいんだろうけど別にそこにこだわることもない。
車の中だって埃やお菓子のかすだらけ・・・・(自慢してる場合じゃないか





高校を卒業してすぐに関東に行き20年も経ってる兄がこう言った。






「関東の人って車がなくてもさほど不便じゃないから田舎の人ほど車に詳しくないんだよ。だから車の話で盛り上がるってこともないんだよねぇ」



へ〜〜〜ソウナノ?





住む環境で価値観ってやっぱり変わるんだなってつくづく思う。



でもダーリンの学校の先生みたいに物に感情をコントロールされちゃってる人って私からみたらかっこよくないな〜。


私も子どもがパソコンいじっておかしくなっちゃったときはかなり怒ったけど。^^;





もちろん人それぞれで人によって何かこだわりがある。
私にとって優先順位の一番はなんだろうな。










やっぱり














ジブン?(違

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