シングルマザー1


 過去 : 未来 : メール 2003年08月29日(金)


高校時代からの友達でもう来年は中学生になる娘がいる子がいる。

彼女はいわゆる「シングルマザー」。

今まで結婚はしたことはない。

高校を卒業して私は進学し、彼女は就職した。(と思う。)


共通の友人の結婚式の2次会で3年ぶりくらいにゆきちゃんに逢った。


高校時代は


「え〜〜〜〜?ほんとう〜〜〜〜?うそ〜〜〜〜〜?」


な〜〜〜んて言ってる普通のかわいらしい野球部の先輩を追いかける高校生だった。


夜の遊び方は当時の高校生では普通でなかったような気もするけど^^;


でもそのときのゆきちゃんはちょっとふっくらしてお金持ち風な貫禄のある女性に変化していた。当時まだ21歳。


高級車にのってちょっと違う人??なんて思ったり。



それから2年後私がオーストラリアへ発つ前に友達と二人で子どもが生まれたというゆきちゃんのマンションへお邪魔した。




彼女はかわいい子どもを抱いて幸せそうにしていた。



結婚も子どもも私には程遠いことだったので何もかもが新鮮に見えたし


自分の友達が子どもを産んだのも初めてだった。





高校時代からのいろいろなことを話していると全くかわらないゆきちゃん。




何となく天然ボケっぽいとこも。

何となくしっかりしているところも。

そして甘えんぼうなところも。





ただ




彼女はその子どもの父親と一緒に暮らしてはいたが、籍は入れていなかった。
どんな理由で籍を入れていなかったのか明確な理由はわからない。


そして






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帰り際にちょうど帰ってきた不動産経営の旦那様(?)がエレベーターまで送ってくれた。



年齢より老けてみえただろうかどうしても父親にしか見えない彼と一緒にゆきちゃんはドアが閉まるまで幸せそうに満面の笑みで手を振っていた。



もちろんそのおじさん、いや彼も赤ちゃんを抱いて照れたような笑顔でおじぎをしてみえた。




ゆきちゃんはその時、本当に幸せだった。

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