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ズレ |
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過去 : 未来 : メール | 2003年10月20日(月) |
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もうすぐハロウイ〜ンが来るってことでアメリカ人のランスはどことなくソワソワしている。 ネットでなんだか高いコスチュームを注文したり 教育委員会に掛け合って小学校と中学校全員に渡るようにハロウイーン用にチョコレートをオーダーしたり。。。 彼の中で二つのハロウイーン用の企画がずいぶん前からあった。 一つは全校生徒が一人一個のジャコランタン"Jack-o-lantern"を作ること。 ジャコランタンって顔がくり抜いてあるかぼちゃのちょうちん。 学校的には危ないことをやらせたくないし、 何かあったら「誰が責任とってくれるの?」だし、 そのかぼちゃの中身はどうするの?ってことであまりいい顔はされなかった。 でも、妥協案で3年生だけ3人で一個のジャコランタンを作ることになった。 もう1つの案は全校生徒で「宝捜し」をやること。 ほとんどの校舎の施設を使って英語のクイズを解きながら一つのパズルを作るもの。 先週の金曜日に私は他の先生に呼ばれた。 「あの企画をするんだったら今度の月曜日の職員会議にはからなければならない。」 ソ〜ナンダ 私はその旨ランスに伝え今日ランスと一緒に作って私はそれに日本語訳をつけておいた。 その中で ”Yon don't have to do anything if you are busy." 直訳は「もし忙しかったら何もする必要はありません。」 でも私はきわめて日本的にこう訳した。 「もしお時間があれば上記の点で手伝っていただけるとありがたいです。」 ア〜メンドクサ・・・^^; 後である先生にどの先生がどこについて、どんなことをやらなければいけないのか明らかにしないとダメだと言われた言葉に対して 「基本的にランスは誰の助けも要らないと言っているんです。担任だったらそういう活動をしていたら自分のクラスがどうかな?って思うのが普通じゃないですか?そうやって見てくだされば十分なんですが。」 と言ってみた。 その先生、そういうもんじゃないと言いながら最終的には「わからない」と言った。 先生って決められないとやらないらしい。動けないらしい。 フ〜〜ン ていうか、他の先生からこうしたらどうだ?っていう前向きな意見がどこにもなかったのが悲しかった。 さっきランスから携帯に電話があった。 職員会議が終わったらしい。 「みんながダメだって言ったよ。 それも結構だよ。 他にもやることあるしね。」 エ? 理由は行事が多すぎるということと、企画するのが急だから。 行事が多すぎるという理由も、企画するのが遅いという理由も私にとっては腑に落ちない。 とってつけた理由に思えて仕方がない。 でもこの日記を書き終えたら私ももうランスのように次のことを考えたい。 そうでなかったらあの先生たちと一緒だから。 つまんない日記でした。メンゴ。 |
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