班のお付き合い


 過去 : 未来 : メール 2003年11月16日(日)


班のお付き合いはいろいろと大変だ。

大きくは、お祭り、体育祭、バレーボール大会、グランドゴルフ大会、環境整備。
そのためにいろんな役が廻ってくる。

班長さん。
神社委員さん。
総代さん。(神社関係)
体育委員さん。

ココはたった16件からなる小さな班。
だから何かかんかとすぐに役が廻ってくる。

しかも16件のうち、70近いおばあちゃんが一人で暮らしていたり、宗教の違いで神社関係の仕事はしない家庭があったり、子どもがまだ小さい母子家庭の家がある。
それで毎年のように役が変わる時期に、『できる、できない』で、もめるようだ。

昨夜もまだ小さい子どもが3人いる母子家庭のお母さんが役を今は飛ばして欲しいと願い出た所、次に廻る6人家族のおじいさんに「代わってやれない」とあしらわれてしまった。

他の人は「夜遅い会議になるけれど、子どもが小さいのだから途中で帰ってきたりすればいいんだよ。」と彼女を慰めた。

彼女は子どもを連れて町の会議に出かけ同情されるのはごめんだと嘆いた。
無責任な仕事をするのは嫌だと嘆いた。
だから今は飛ばして欲しいだけなのに・・・。

でも只今一人暮らしの離婚歴のあるおばさんが一言。





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そのおばさん曰く。

離婚したからにはすべてのことを受け入れなければならないんだ。
離婚したことを表に出して逃げるんじゃない。
役を引き受けてできることはがんばってやり、できないことは世間に甘えればいいんだ。
ナドナド・・・・。

おばさんはきっと自分がいろんなことを経験してきて何かを彼女に教えたかったのだと思うが、その口調やタイミングでは伝わるどころか彼女をひどく傷つけた。


でも、なぜそこまでして彼女に役をさせなければならないのか私にはわからない。

夕方彼女の家にすこしお邪魔した。
子ども達はいなかった。
しばらくして子ども達が「ビデオ借りてきたよ〜。パパもいるよ。」とうれしそうに言った。
外の車にパパがいた。
人様の家の事情はわからない。

ただ来年班長になる私たちが彼女をできるかぎりサポートしてやりたいと思う。




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