月の夜のつぶやき

2012年07月25日(水) 見えてくること

メールでのカウンセリングは
きっと面談でのものよりも進みが遅い。
ある意味もどかしい。

でも、じっくりと自分を見つめつつ、
出来事を考えつつ、
どう表現すればいいかを考えつつ、と
取り組む過程でも効果が大きい気がする。

ある日、送信したメールを読み返してみた。
カウンセラーからの返信待ちの時期に。

あぁ、こんなメールを送ったんだ、
なんて苦しい文章だろう、
なんて辛い文章だろう、
なんて、耐えたことの記録だろう、と

自分で綴っておきながら、
涙があふれてきてしまったのだ。

多分、このときの涙は
内なる私の涙。
何もいえなくて
ただじっと耐えてきた自分の涙。


私の中にいる幼子の私は
どうしてほしいのだろう、と思った。

カウンセリングの返信に答えを書いてもらった。
小さい私は、まだきっとおびえていて
大人になった私を信頼していないから、
まずはその子の話をきいてあげること、と。
どんな小さな感情の動きも、
もしかしたらその小さい私のものかもしれない、と。

なんだか分かる気がした。
いろんなことを訴えかけている女の子がいる気がする。
怖かった、悲しかった、つらかった、我慢していた、と。

すべて自分のことなのに
ふしぎとこうして少し分離した感じに
大人と子供みたいに向き合っている。

いいよ、全部わかっているから。
ずっと見ない振りしてごめんね。
最近、あなたの叫びは大きかったね。

どうして無駄に私を傷つけるの!って。
もっと大事にしてよ!って。
本当にそのとおり。
やっと、やっとそのことに本当に気づいたよ。
今更だけど、
今からだからこそ、
ちゃんと向き合うよ。
そして、幸せを取り戻すよ。
本当の笑顔をね。


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