くもりときどき、はれ。
そら



 桜の国へつれてって…

朝職場へいくと事務局長とUさんがもう居た。
Uさんは具合が悪そうで昨日は遅く寝たらしい。

気になるけど、なにもなかっただろう。
だって、仕事で来てるしね?

事務所で事務局長の顔はまともに見られず、
私の行動はコチコチである。
どう動いていいのか
普通にしていられない。
普通を保つのが大変なのだ。

だから、早く去ってくれと想って時計を見ていたら
事務局次長が来たので3人で仕事の相談と出ていった。

ほっとして楽になったけど
最後に事務局長が出ていった時にどう対応していいかわからず
知らんふりしていた…。

明日の接待は事務局長来るからと本部長が言ってたけど
いるかな?
私はいかなくてもいいのかもしれないけど…。
無理にでもいこう。

様々なことが起って
様々な悩みをもってて
そのなかで
事務局長のことを考えると嬉しくなる。
そうして逃げているんだろうか、私は。

強くなりたい。
弱い弱い自分から。

事務局長に今日も会いたかった。
でも、あえなかった。
まだこっちにいるのかな?
いるらしい話は聞いた。

明日、逢えますように。
逢いたい・・・。

事務局長の真面目に気を遣って
みんなと飲み会で話ししてるとこや
今日も話をしたときに楽しかった。
それも多分気を遣って、雰囲気よくしているのかもしれない。

そう思うと
本部長もそういう所あってみんなのこと考えているし

尊敬する。

私には出来ないことしてる。

そういう人間で在りたいけど
なかなかできることじゃないから。

本部長も好きだし
事務局長も好き

今は彼が遠くへいってしまった。
裕子と付き合ってた頃はどういう気持ちだったんだろう?
その頃の私は彼の中でどこへいったんだろう?
私のように遠くへ行ってた?
苦しいときに私は消えてた?

どうも裕子のこと思い出すと腹ただしい。
彼がそういう気持ちを理解して
彼の誠意が私に伝わっていれば
今は変ってるのに。




近頃、暖かい風が最近吹くようになった。
この風はきらいだけど、なれてきた。
春の風になれてきた。

心に新しい春が来たけれど
まだ桜は咲かない。
咲くかどうかもわからない。

春風が馴染むと
何を選んでいいのかわからなくなった。
昔の春は新しい春に塗り替えられるのか
また新しい春に巡り合う為に生きるの?


春の咲く頃に
心を打ち明けようか?

気が急いてしまう
昔の春が生きているのに。

ホントは桜の国へ連れていって欲しい。

「俺についてこい」って
力強く手を引いて

桜の国へ連れていってくれる人を求めてる。



2002年03月14日(木)
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