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■ 「籠の鳥」
実習だらけ。
本当につかれきっていて頭は痛いし 身体はだるいし 思考能力はもうなくなってきている。
逃げたい。できれば。
けど
終わりがくるまで 誰も救えない。
自分との戦いだ。
施設のホールの上にしか窓がついておらず、 そこからしか外が見えない。
光も差さない。
私は利用者と 近い気持ちなのかもしれないと思った。
「籠の鳥」という
昔の暗い歌を歌いながら
泣く利用者がいたけど
私もその気持ちがわかる気がする。
上の窓を見上げると
「籠の鳥」の歌が流れてくる。
まさにこの曲がピッタリだと思う。
2007年10月15日(月)
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