Silent Song
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2002年11月07日(木) 私の小さな”トモダチ”

君はそんなに純粋な瞳で
真っ直ぐな好意で

私のことを慕ってくれるんだね。

甘えてくれるんだね。

仲良くしたいって思ってくれるんだね。

     君は野良猫
 
でもね・・
すごく嬉しかった。

私たちは種類は違うけど

冷たい世界に生まれ落ちた「野良猫」同士

厳しい冬がやってくる。
吐くは白く、
凛とした空気は肌に冷たい。

君は日に日に痩せていく・・
君の真っ白な身体は日に日に
汚れていく・・



『一緒に頑張ろうね』
『頑張って、生きてこうね』



君の頭を何度も何度も撫でながら
心でつぶやく。

はじめは上から”可愛がって”撫でていたのに
君のココロを感じたせいかな
次第に同じ高さで”仲良く”している自分になってる。

君のまん丸な瞳はすごく綺麗で純粋で。

忘れていた
子供のころの純粋の好意や親密感を
ふと思い出した感じがした。

人間はどうして
純粋な気持ちで、真っ直ぐな心だけで
仲良くしあうことができないのかな・・

君たちのように
ただ”仲良くしようヨ””遊ぼうヨ”って
純粋な気持ちで、単純に
仲良くなれたらいいのにね・・・

人間は複雑すぎて・・・。

私は人間は嫌いだし、
人間には馴染めない。

私を君たちの仲間にして欲しいよ。

    「君は私の小さな友達」

癒してくれて、ありがとう。

暖かい気持ち、分けてくれてありがとう。

どうか、
悪い人間に、その瞳を純粋な心を
どうか
傷つけられないように。


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