QP-Days
くづき



 サクッと感想「走れメルス」

お昼に帝劇のチケット窓口で3月の「レ・ミゼラブル」のチケットを追加購入。別所
バルと山口バルを1枚づつ。戻り分のチケットがあったらしくどちらも思っていたよ
り良い席が取れました。
駒田テナルディエが見たかったので3月中の公演じゃないとね。
「SHOCK」の公演中なので劇場周りにはダフィが一杯・・・なんだけど、帝劇ビルと
隣のビルの境目付近には劇場の人が立っていて一応彼等を牽制してました。ほほー、
初めて見たよ。やっぱりジャニーズ公演だとこういうところも厳しくするのかなぁ。
それでも帝劇ビルの敷地から一歩出ると、オジちゃんたちに声かけられましたよ。
違うんだ。私が見たいのはコレじゃないんだよ!

夕方のYahooニュースで本田美奈子.さんが急性白血病で入院された事を知る。
半年程治療に入るそうなのでもちろん「レ・ミゼラブル」は降板です。彼女のファン
ティーヌは楽しみにしてたのだけど、一日も早く完治して舞台に戻って来ていただけ
ることを祈ってます。

夜はNADA・MAP「走れメルス」観劇。
面白かったですよ、私は。
物置きから昭和の香りが詰まったダンボールをひっぱり出してきたら、「うわー懐か
しい」とか「何これー!面白いよ!!」「ヘーこんな事あったんだねぇ」なんて読み
ふけっちゃう感じ。そしてその中に入ってた雑誌とか変な玩具を今のインテリア
とかに使うと異常な位マッチしちゃってます、みたいな。

詳細は週末にでも書きますが、向こう岸とこちら側に大きな海峡があった時代ってい
いねー。いまは全部が混沌として二つの境界線はあってないようなものになっている
気がします。

深津さんの芙蓉がキレイだったな。勘太郎くんのスルメは「健全な狂気」と芙蓉への
愛が同時に存在してて良かった。スターな河原さんは頑張ってた。彼の艦隊の上で微
笑む零子さん役の小西ちゃんは女神みたいだったよ。
しかし、それ以上に野田さんや古田さんたいオヤジ役者たちのパワフルさにやられま
した。「7、80年代を青春フィールドに俺達は生きてきたんじゃ!」的なキラキラっ
ぷりがたまらん。
古田さんなんて出落ちだよ。招き猫はズルイよ(^^;

若い役者さんたちとオヤジな役者さんたちの素のテンションの違いみたいなものが作
品全体のベースを支えている感じも面白かった。演技力とか台詞回しとかの技量だけ
じゃない部分が浮き上がってみえてきた感じです。

2005年01月13日(木)
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