航海日誌

2001年06月13日(水) 今は動けない〜それが運命だけど〜(ばいΖ)

さて。
久しぶりにワイド劇場など見ましたよ。
いや、面白かった。
久しぶりのヒットだ。
どうしてそういう動きをするんだ、とかなんでそういうこと言うかなー?
などとテレビに突っ込んでみたりして。
世の中はわりと不条理だ。
・・・・・・絵かきたい。

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てなわけで、続き。今日は遅くなってしまった。すみません。
・・・・ちょっぴし眠い。
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新緑が風に舞う、竹の葉音だけがただ、その世界を彩る音。

「どうしたの・・・・?どうして、泣いているの・・・?」少女は庭にむかって言う。連れてこられた時の格好のまま。鮮やかな百合の重ねをまとって。
この寺は左大臣ゆかりのものだった。もっとも、それを少女が知ることはないが。
「何が、悲しいの・・・・?」少女はまた、問うた。
その手にあるのは、小さな髪飾り。べっ甲に貝をあしらった美しいものだ。
その髪飾りは何も答えない。それでも、少女は髪飾りを見つめていた。
ただ、何も言わずに。
少女の名は九遠といった。

「ほほ。姫君はご機嫌斜めと見る。」いくらか、甲高い声がそこへ入る。
宿曜師と呼ばれる類であることはそのなりからもあきらかだった。
「・・・あなたは・・・!あなたなのですね・・・わたくしをここへ連れてきたのは・・・!」
それは、先日彼女の家に来た法師だった。
入内を控える彼女に何かあってはいけないからと、丁寧に結界を作ったが陰明師などを信用しない父がそんな法師を招いたのも、今考えればおかしい。
「・・・ほ。今ごろ気づいたか。しかし、もう遅い。いずれお前はそこな姫と御霊を入れ替え、黄泉へたどるのだ。」
「・・・なんですって・・・!?」
「ほほ。いかな都の陰明師といえど、一度かけられた呪法を解くことはたやすくはあるまいよ。」

「解こうとすれば、な。」

「兄上!!」九遠は庭先に現れた堤君と上月の姿に安堵する。
「姫っ。」
「ほ。陰明師とやら、名を聞こうか。」
「あいにく、醜いモノに名乗る名は持ち合わせていない。悪いな。」
「ほほほ。私が醜いと・・・?威勢の良い。刻をえらんだとて、無駄なこと。解かずどうする?」
「それは、仕上げを御覧ぜられよ。」
「ほう。気に入った。麗しの陰明師殿、人の命は命でしかあがなえぬぞ。」
「・・・・槙輔を殺したか。」
「・・・・・少々、おつむの回転が弱くてな、こ五月蝿いので消えてもらった。」
「貴様!!姫をどうするつもりだっ。」堤君が姫に駆け寄る。
「・・・・子の刻限まであとわずか・・・・そこな中納言の姫、怨霊となりし橘の君と御霊を入れ替える。」
「そんなことはさせない!!」堤君が抜刀する。
「・・・・わたくしも・・・この橘様も・・・そのような事望んではおりませぬ・・・!!」九遠はきっぱりと言い放つ。
「なるほど・・・橘の君をこの世にとどめているのはお前の呪法か。理を乱せば、ただではすまないものを・・・・。」その瞬間から、上月のまわりの空気が変わった。
「ほほほ。わたしよりも姫を助ける算段をなされい、すでに刻は近い。」
「ふん。十分だ。」
二人の間に風が渦巻く。
一枚の竹の葉が、落ちる。

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・・・・続く。
続くんです。
眠いので。
・・・てゆか、こんなとこで切ても、嬉しくない。私も。
そんなに期待されてもバトル書けません。
・・・・・どうすんだ。
どうしましょ。
・・・・・お休みなさい。
四亜
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