天使に恋をしたら・・・ ...angel

 

 

よけいなこと - 2001年07月02日(月)

ーわたし今ある人とメッセンジャーしてます。
 どうしよ、どうしよ。
 その人に会いたくなってる。
 日本に会いに行きたくなってる。
 そんな話で盛り上がっちゃってる。
 どうしよ、どうしよ。
 でも会ってデートしたいって思ってる。
 日本に行ったら、ずっと一緒にいてくれるって言ってくれてる。
 その人と会ったら、あなたのこと苦しくなくなるかもって思ってる。
 すごく優しくて、わたしのこと好きになりそうって言ってくれてる。
 その人ならわたしのことだけ好きでいてくれる。
 そしたら離れてても今みたいに苦しくないって思ってる。
 わたしに好きな人が出来ればいい?
 ほんとにそう思ってる?
 どうしよ。
 その人に会いに行っちゃいたい。
 好きになれるかもしれない。
 そしたら安心する?

今度は作り話じゃない。その人がすごく優しくて、知らないところでみんな忘れてその人と夢みたいに過ごせたら、ってそんなことにすがりつきたくなった。あの人は今朝電話してきた。メールを読んですぐに。
「男が出来て欲しいなんて思ってない。だんなのことは、初めからいたんだから、それでも嫌だけどしょうがないかなって思う。でも新しい男なんか出来て欲しくないよ。淋しいよ。・・・勝手すぎる?」

心配させようとか、妬かせようとか、思ったわけじゃない。気持ちが揺れたのは確か。走り出しそうな気持ちを止めて欲しかった。結果的には同じこと? 

「・・・どういう人?」
たまたま辿り着いたHPの日記がすごく面白くて、時々見に行って元気づけられてて、「面白いー」ってメール送ったら返事が来て、それからもたまーにメール交換するようになって、「誰にもいえないこと、聞いてくれる?」って別れたけど忘れられない彼女の話とか聞くようになって、時々メッセンジャーするようになって。・・・あなたが彼女のところに泊まるって言った日、その人一晩中メッセンジャーつき合ってくれたの。

「最近知り合ったってわけじゃないんだ。」
「うん。」
「めちゃくちゃ淋しいよ。『わたし、捨てられたのー?』って感じ。僕のこと好きじゃなくなった? 嫌いになる?」
「そんなわけないじゃん。好きだよ。でもね、あたし焦るの。あなたが結婚するとき、誰かにいてもらわなくちゃひとりでなんかいられないから。そのあとも絶対ひとりでいられないよ。だから・・・。」
言わないって決めてたこと、言っちゃった。
「嬉しい。」
「嬉しいの?」
「嬉しいよ。そんなに想ってくれてて。」
「いつもこういうとき嬉しいって言うんだ。あたしは苦しいのに。」
「わかってるよ、苦しいの。勝手だってわかってるよ。だけどきみにずっといて欲しい。」
「あなたが結婚したら、もうあんまり電話も出来ないし、曲も聴かせてもらえないし、あなたがどんな仕事してるのかもわかんなくなっちゃうし、行き詰まってても話聞いてあげられなくなるし、今みたいに応援してあげられない。そしたらあたしがいることに何の意味がある?」
「何かしてもらえるからきみにいて欲しいんじゃないよ。大事だから。大事な人がいてくれてるってだけで支えになってるから。」
「彼女が好きでしょう? 彼女が大事でしょう? 彼女がそばで支えてくれるでしょう?」
「・・・。・・・う〜ん。」
「あたしね、あなたは奥さんを大事にする人だってわかるの。ずっと大切にする人だって。結婚したら大事にしなくなっちゃう人多いけど、あなたはそうじゃない。」
「そうかな・・・。なんで?」
「なんでって? なんでそう思うかってこと?」
「うん。」
「わかるんだもん。あなたがそういう人だから好きなの。あなたが結婚しちゃうのは悲しいけど、大切にしてあげて欲しいって思うのも本当なの。」
「・・・。そっか・・・。」

よけいなこと言った。言いたくなかったことまで言っちゃった。なんでこんな話になったの? バカだ。大バカ。「そっか」って何? どういうこと? 

「今週はまた忙しくて毎日電話出来ないから、電話できる日メールする。電話、・・・出てくれるよね?」

それまでわたしからメールしない。心配してた「悪いこと」、自分で起こしかけてるかもしれない。



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