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マニキュア - 2001年08月23日(木) 雨。 明日も雨かな。 「雨の場合は中止」にしとけばよかった。 ペディキュア落とす元気もない。 もうこのままのハゲかけでいいや。 マニキュア塗る気力もない。 なんで気が乗らないのにデートしちゃうんだろ。バカ。 もう気晴らし、いらないよ。 ほんとは気晴らしなんかじゃなくて、 ヤケクソだったのかもしれないし。 「ID 持っといでよ」って言ってたから、 クラブ行くのかな。 だったらやっぱり気晴らししてこようかな。 調子が悪いのに、あの人は仕事を休ませてもらえなかったらしい。 今日も頭が痛いって言ってた。起こしてあげたとき、辛そうだった。ちょっと楽になったから頑張って行ってくるよ、ってあとからまた電話をくれた。 「明日の朝も今日くらいの時間に起こしてくれる?」 「あーだめ。明日はデートだもん。」 「あっそ。あ〜頭が痛くなってきた。デートって言うから。」 「あ〜ん。行きたくないよう、ほんとは。・・・あなたと電話したい。」 「ほんとに? まあいいよ、行っておいで。」 「いいの?」 「行くなって言ったら行かない?」 「・・・。」 「行くんじゃん。そのかわり、遊ぶだけだよ。こころは僕のこと考えててよ。」 「うん。エッチしてもあなたのこと考えてる。」 「バカ。するなよ。したら怒るよ。『怒って欲しかったの』とか言ってもダメだからね。」 「怒って、怒って。しちゃったら怒って。」 「怒るよ、ほんとに。」 「嫌いになる?」 「嫌いにはならないよ。でも3日くらいブスッとする。」 「3日だったらいいや。」 「じゃあ、ずーっとブスッとしとく。」 「だめ。」 「なんだよ。したいのか。」 「ねえ。」 「なに?」 「好きって言って。」 「好きだよ。」 「もう一回言って。」 「きみが好きだよ。」 そばにいて抱きしめて、行くなって言ってよ。 週末は忙しいから、今度電話は月曜日ねって言う。 あなたも久しぶりにデートなの? 「もう一回聞きたい。」 「きみが好きだよ。」 それから少ししてあの人が言う。 「やっぱり明日の朝、きみが仕事行く前に電話して。」 マニキュアって、気持ちがないと綺麗に塗れない。 やっぱりやめた。つけるの。 -
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