天使に恋をしたら・・・ ...angel

 

 

100パーセント - 2001年10月04日(木)

昨日、仕事が終わってから、オフィスからドクターに電話した。留守電になってたから、「ドクターのバカ」って日本語でメッセージ入れた。

今日はお昼休みに電話した。しつこいよ。わかってるよ。だけど、止められない。一回目はまた留守電になってて、お昼休みの終わりかけにまたかけたら、取ってくれた。寝てた。「ごめん。また起こしちゃった?」。「いいよ・・・」って言いながら、殆ど寝てるみたいだった。「ごめんね、切るよ。寝てちょうだい」って言ったら、すんなり「Talk to you later」。え? ほんとに切るんだ。「あとで電話していいの?」って聞いたら「うん、夜かけて。病院にペイジして」って言ってくれた。午後からの仕事が嬉しかった。

うちに帰って、あの人に電話する時間を待ってたら、電話が鳴った。絶対あの人だと思ったのに、ドクターだった。「ごめんね、お昼。めちゃくちゃ疲れてたから」「もう元気になったの? 今どこ? 病院?」「もうすぐ出るとこ。きみは元気?」。ドクターは「元気?」をまた何回も聞く。お決まりの言い方じゃなくて、とても優しい言い方で。それから、仕事のことも病院のこともいっぱい聞いてくれた。

「昨日、メッセージ残したんだよ。聞いた?」「聞いたよ。何て言ったの?」「知りたい?」「うん」。「『Dumb Kenny』って言ったの」「『Dumb Kenny』? ・・・そんなこと言うなよ、僕に。いい子でいてよ、僕には」「・・・ごめんなさい。だって、話したかったんだもん。なのに電話もくれないし、メールもくれないし」。甘えて言っちゃったのを消すみたいに、「今日も忙しいの? 忙しくなるの? ねえ、旅行に行くのは土曜日だっけ? 日曜だっけ?」って急いで続ける。

「仕事が忙しくなかったら、病院から電話してほしい?」「してほしい」「するよ」「何時でもいいよ」「だめだよ。寝てるとこ起こしたくない」「いいんだって」「きみは美容のための睡眠、ちゃんと取らなきゃだめ」。

「土曜日、会いたい?」「会いたい」「じゃあ、来る? でも4時から仕事なんだよ。それまでなら会える」。

ずるいよ、全部わたしに言わせて。でもいいや。土曜日、会える。切るときに「土曜日さ、朝8時半ごろおいでよ」って言った。

また素敵なスリルだね。朝の8時半に、セキュリティうまくすり抜けて入れるかな。

よかった。よかった。よかった。会える。会える。会える。


電話を切ったら、すぐまた鳴った。ドクターが何か言い忘れたのかなと思ったら、あの人だった。

あの人はわたしの名前を呼んだ。そして「ありがとう」って言った。


ドクターに甘えたいのは本当。
あの人を愛してるのも本当。

どっちも100パーセントなの。ドクターもあの人も、わたしのことは半分でも、わたしは半分ずつがどっちも100パーセントなの。こんな数学、ないよね。でも特別にマルちょうだい。もう苦しいのはいやだよ。今だけでもいいから。少しの間でもいいから。


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