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守ってあげる - 2001年10月24日(水) ちゃんと上手く出来たよ。 20人くらいの中に座って監査官が来るの待ってる間、 めちゃくちゃ緊張してたけど。 いざ始まっちゃうと度胸座っちゃった。 始まる前に病棟中の患者さんの顔見に行って、 「今日は気分はどうですかあ?」 なんて声かけながら、 ひとりひとりの疾患や病状を思い出してたの。 患者さんの顔見たら、ちょっと落ち着いた。 監査官は筋金入りのおばあちゃんドクター。 怖そうだったけど、りんとして素敵なドクターだった。 何聞かれてもきちんと答えられたよ。 ちゃんと普段から患者さんのこと大事にしてるからね、なんて。 病院のややこしいシステムとかポリシーとか、 ゆうべひとつずつ一生懸命復讐したけど、 そういうの聞かれなかったし。 メディカルレコードも日付まで細かくチェックされなかった。 ドキドキしてたけどね、 ドクターが隣りにいて手を繋いでくれてるみたいだったよ。 ほんとに手を繋いでいてくれてるみたいだったよ。 だから上手く出来た。堂々と話せた。 あとから、ああ言えばよかった、とか、あれも言えばよかった、とかイロイロ思ったけど。 ドクターが守ってくれてるんだって思った。 夜、電話くれた。 「どうだった?」って。 ドクターがわたしを守ってくれてて、 わたしはあなたを守ってて、 あなたは彼女を守ってる。 何かに似てると思わない? なんだろう? わたし、あなたのこと、ずっとずっと守ってあげる。 -
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