休憩しようかな - 2001年12月05日(水) なーんにも考えたくなくなった。 前向きにも、後ろ向きにも、なーんにも。 やっとあの人から電話がかかった。 携帯はまだ止められたまんまだから、こっちからかけられない。 仕事に行く途中に公衆電話からかけてくれた。 昨日はずっとおうちからかけてくれてたらしいけど、繋がらなかった。 おうちからかける国際電話が上手く繋がらないみたい。なんで? 「どうしてた?」って聞かれて黙ってたら、「淋しかった?」って。 あの人に初めて会いに日本に行った日のこと思い出した。 成田に着いてすぐに電話した。まだ顔も知らなかったあのとき。 「ねえ、今ここ、何時だか知ってる?」 「・・・。3時。一緒だろ? 着いたんでしょ?」 不思議そうな声で真面目に答えてた。 「そうだよ。一緒なの。一緒の時間なんだよ。」 あの人はくすって笑って、それがとても優しかった。 なんでここにいないの? わたし、一緒にコーヒー飲むだけでもいいよ。 もう一度、おんなじ時間のなかにいたい。 仕事、楽しいし、患者さん診るの大好きだし、毎日すっごい頑張ってるけど、このところ忙しすぎて、くたくたでへとへとで、それなのにちょっとかっこいいドクター見たら「似てる」って思ったり、「でももっとかっこよかった」なんて思ったり、顔のいい男嫌いなんじゃなかったのかって自分に突っ込んでみたり、もう疲れた。 あの人の電話が優しいから、また苦しくなっちゃうよ。会いたくて、会いたくて、会いたくて。 ちょっと生きること休憩したい。 あの娘のとこに行って、一緒に走り回りたいなあ。 天国は病気も消えちゃうとこだから、あの娘はもういくらでも好きなだけ走れるものね。 一日だけ、なーんにも考えずに、あの娘と一緒にいたい。ただ、笑いながら一緒に走り回りたい。 そしたらまたここに帰ってくるよ。あの人の声聞きに。患者さんたちに会いに。 明日、仮病使って仕事休むこと計画中。 ダメ? -
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