天使に恋をしたら・・・ ...angel

 

 

腐りかけのミルクな気分 - 2001年12月15日(土)

嫌な気分。
いやあ〜な気分。
なんでかわからないから、なんでだろって考えてみる。
いろいろ理由が浮かんでくるけど、絶対これだと確信出来るものがわかんない。
なんか、どれかのせいでこんなにも嫌な気分なはずなのに、どれもみんな嫌でしょうがなくなる。

あんまり嫌な気分だから、何か食べることにした。
シリアルを半分くらい食べたとこで、ミルクがちょっと酸っぱいことに気づく。
腐りかけのミルクに浸ったシリアルを捨てながら、またいやあ〜な気分になる。
最低。


ゆうべからずっとこんな嫌な気分で、ひたすら電話を待ってた。
真夜中にやっとかかって来たと思ったら、あの人はまた風邪をひいて寝込んでた。
風邪ばっかりひく。おなかもしょっちゅう痛くなる。疲れ過ぎだってば。
「もうちょっと話してていい?」って苦しそうにあの人が言う。
もっと話していたいのはわたしの方。こんな嫌な気分を追っ払って欲しくて、ずっと電話待ってた。少しだけ話してキスして、切った。ゆっくり休まなきゃ。送ってあげたよく効くお薬、もうなくなったって言ってたね。また買って送るよ。

「明日の今ごろ、またかけていい? 苦しいときはきみの声聞いていたい。だから、いて。電話するから、うちにいて」。愛しい言葉。ちゃんといるよ。だって、わたしの真夜中でしょ? もうほかの誰かのとこなんか、行かないんだよ。

何にもしてあげられないなんて思いたくない。遠くにいたって何かしてあげられる。出来ること全部してあげる。声が聞きたいって思ってくれるなら、それで少しは楽になれるなら、そうしてあげたい。一緒にいてあげられなくても、ちゃんと声でそばにいてあげる。

なんてね、声聞きたいのはわたし。
また、ひたすら待つよ。元気になるようにお祈りしながら。


わたしのこのいやあ〜な気分も、早く早くなくなれ。
殆ど残ってる半ガロンのミルクのカートン、ごぼごぼシンクに流した。


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