もっともっと思い出して - 2002年02月17日(日) くたびれた。 最近週末の仕事、忙し過ぎ。明日はやっと祝日でお休み。 もう今日は寝て、明日早起きして勉強しようかな。 それとも眠いの我慢して、ちょっと今から頑張ろうかな。 あの人の電話、留守電になってた。メッセージ入れた。 「頑張ってね。体に気をつけて、頑張るんだよー。あたしにも頑張ってって言ってぇ。ね?」。 明日お休みって知らないから、あの人の夜になっても電話は来ないだろうな。 ライブ終わったらきみのことうんと応援してあげるよって言ったくせにさ。 次のライブが決まって、また忙しいみたい。 曲もいっぱい作んなきゃいけないって言ってた。 どんどん仕事が増えてくね。 頑張れ。頑張れ。 でも、わたしのこと、忘れないでね。 わたしの顔、思い出して。 ほら、すっごい素敵なフレーズ浮かんできたでしょ? どの顔がいいかな。 ベッドに座って、少しだけからだをずらして、 あなたの背中に重なるようにちょっとだけ距離を作って寄り添って、 あなたが振り向いた隙に「キスして」って言ったときの顔がいいな。 くちびるが殆どくっつきそうで、あなたはそのまま優しいキスをくれた。 それから突然座り直して、「かわいー」ってわたしの耳掴んで笑った。 あのときの顔がいいな。 違うじゃん。わたしが思い出してるんじゃん。 あのセクシーなくちびる。くっついた瞬間。素敵な笑顔。 このあいだ言ってたね。 「きみのおっぱい覚えてるよ」なんて。 「ちっちゃいおっぱい」ってそれからこそっと言った。 「何て言ったの?」 「なんでもない、なんでもない。」 「何て言ったのってばー?」 「なんでもないってばー」。 子どもみたいな話し方、真似されちゃった。 思い出して。 もっともっと思い出して。 ほらね、ほらね、どんどん素敵なメロディーが生まれてくるでしょ? ちょっとエロティックな曲がいいな。 それで、その曲演奏するたびに、あなたはエッチな気分になるの。 わたしのこといっぱい思い出しながら。 それがいいな。それがいいよ。 そうだ。 嬉しいメール、もらったんだ。 ありがとうね。 貴女のことよ。 読んでくれてるかな、これ。 わたしよりきっとうーんと年下なのに、 わたしったらお姉さんから優しい手紙もらったみたいに 嬉しくて甘えたい気分になっちゃった。 応援してもらってるって、嬉しいね。 着替えて、コーヒー沸かして、 やっぱりちょっと勉強しよ。 わたしもちゃんと覚えてるんだよ。 だけど今は思い出さない。 思い出したら勉強なんか出来ないからね。 あなたは思い出して。 いっぱい思い出して。 ずっと覚えてて。 -
|
|