天使に恋をしたら・・・ ...angel

 

 

free from nothing - 2002年05月25日(土)

弁護士さんから木曜日に病院に電話があった。
新しい政策が出されたために政府の審査が2ヶ月くらい延びるらしい。
1000ドル政府に払えば優先審査が受けられて、2、3日で結果が分かる。
どうしますか?

どうしますかって・・・選択の余地なし。
わたしの期限は5月いっぱい。
2ヶ月先まで待ってられない。

弁護士さんへの最後の支払いしたばっかりなのに、
今1000ドルなんか払えば、引っ越し費用が無くなってしまう。
それでもどうしようもない。
引っ越し費用はあとから考えるしかない。
今日 FeDex に行って、チェックを送った。
送ってからどっと落ち込む。
どこがラッキーガール?
生きてく自信も失くなってしまう。


何かしてなくちゃ落ち着かなくて、
本棚の整理を始めた。
どんどん溜まっていく資料のファイルとバインダー。
要らないものは捨てたいのに、どれが不要かわからない。
どれもみんな大事に思えて、古い資料も捨てるのが恐い。
ひとつずつチェックして、「とりわけ大事」「わりと大事」「普通に大事」「少し大事」とかに分けてると、
まるで収拾がつかなくなった。

とりわけ大事。わりと大事。普通に大事。少し大事。

わたしの人生って、大事じゃないものがない。
なんでも大事だと思ってしまう。
だから何も潔く捨てられなくて、
多分もう大事じゃないはずのものだっていつまでも抱え込んでる。
失くしたものさえ、いつまでも大事だと思ってる。
ほんとは、大事じゃなかったから失くしたのかもしれないのに。

違う。あの娘は大事だった。
大事だった。大事だった。
大事じゃなかったから失くしたんじゃない。

あの娘に会いたい。
あの娘のところに行きたい。
もう、とりわけ大事なものもわりと大事なものも普通に大事なものも少し大事なものも、
どうでもいい。
全部ここに置いたままにして、
チビたち連れてあの娘のところに行きたい。

わたしも翼と輪っか、もらえるかな。
そしたら会いに行くから。
あなたに会いに行くから。


-




My追加

 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail