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見えたらいいのに - 2004年09月09日(木) もう3年近く前になる。 ハンサム・ドクターにふられていつまでも立ち直れなかったとき。 全然知らない人がメールをくれた。「がんばって」って。 なんかとても遠慮がちで、短いメールだったけど、嬉しかった。 わたしは彼女に彼女の日記を教えてもらって、それからずっとわたしも彼女の日記を読みながら、悲しくて泣きそうになって、嬉しくて泣きそうになって、バカって怒って、しょうがないなあって呆れて。彼女もおんなじだったと思う。メールや日記の中で、喜んでくれたり励ましてもらったり叱られたりした。顔もほんとの名まえも住んでるところも知らない彼女。 わたしはハンサム・ドクターから立ち直ってカダーに出会ってカダーにふられて、いつのまにか天使のあの人への想いが痛くなくなって、デイビッドに出会って相変わらずに幸せになり切れない恋をしてて、そのあいだ彼女はずっとずっとひとりの彼を愛してた。ひとりの彼と愛し合ってた。ものすごい重たいこと体験しながら、ものすごい葛藤に苦しみながら、罵り合いながら傷つけ合いながら、それでもちゃんと戻るべく幸せに戻ってはふたりで生きてた。それがいつもわたしの励みだった。彼女を応援しながら、それが自分の恋への励みになってた。 今でも愛し合ってる。ってわたしは思ってる。 どうしてあのまま一緒に生きてけなくなったんだろって思ってる。それは彼女のせいでもなくて、彼のせいでもなくて、多分誰のせいでもなくて、だから悲しい。 幸せになって欲しい。あのときわたしあてのメールに送ってくれたみたいに、時間が早く癒してくれますようにって、今はただ彼女に祈りたい。彼女が最後の日記に書いてたみたいに、今は強い彼女に精いっぱいの日々を送って欲しい。そしていつか、いつか、幸せだったあの日々を取り戻して欲しい。今度こそ死ぬまで一緒に生きてける人と巡り会って欲しい。 それが彼であって欲しい。あの彼であって欲しい。わたしが天国で天使のあの人に会えるように、彼女には彼と天国じゃなくてここでまた巡り会って欲しい。だってそうじゃなきゃ、嘘だから。 新しい病院が、わたしの問題解決してくれることになった。 今日、仕事が終わってから目の手術をしたポーリーンに会いに行った。 お給料のチェックを持ってってあげて、これから最低3ヶ月は休職になるから有給と病欠手当が切れたあとの障害手当の申請書類を記入するお手伝いするために。 病院を移ることを話したら、わたしがいなくなることをとても残念がってくれた。 わかんない。自分でもまだわかんない。 神さまのプランだと信じたいけど、一度はそう信じたけど、正しい選択だったのかどうか、今はわからなくなってる。 将来が見えたらいいのに。 -
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