天使に恋をしたら・・・ ...angel

 

 

ティプシー - 2004年09月13日(月)

金曜日の夜からロードアイランドに出掛けた。
ナターシャは相変わらず元気でハッピーで、だけどあとどれくらい生きられるのかわからない。右目はもう見えてないような気がする。

デイビッドはカヤックに連れてってくれた。
わたしは弟のダニエルのカヤックを借りる。
土曜日には午後中ずっと、今日は4時間。たくさんある小さな湖はすべて繋がってて、そしてどこかでそれが海に繋がってる。だからどの湖の水もしょっぱくて、まだまだヘタクソなわたしは何度も水をかぶってしょっぱい塩水を舐めた。

カヤックにナターシャを連れてけないのが残念だった。少し前までナターシャは、デイビッドの漕ぐカヤックの横を何マイルも一緒に泳ぎ続けたらしい。今はもうそんな体力はない。ナターシャ用の小さなカヤックにナターシャがひとりで乗ってデイビッドのカヤックに繋げられればいいのにと思った。

ゆったりと広がる湖はいくつも出口があって入り口があって、デイビッドの後ろについて次々と現れる湖を次々と変わる風景を見ながら、カヤックでどこまでも行くのは素敵だった。いったいどこからが次の湖でいったいどこをどの方角に向かってるのかわたしにはちっともわからなかったけど、それはほんとにワクワクする冒険だった。途中で小さな島にカヤックをつけて、島探検をした。まだ飛べない小鳥たちが水辺をよちよち歩いてたり、ブルーの奇麗なカニを見つけたり、透き通った水辺には小さな魚がたくさん泳いでた。

デイビッドと弟のダニエルのカヤックは、ハドソン・リバーのカヤック・センターで貸してくれるカヤックと違って、とてもティプシーで初めは怖かった。でもすぐに慣れた。慣れたら簡単なカヤック・センターのカヤックよりずっと面白いと思った。デイビッドはわたしの上達ぶりを褒めてくれる。デイビッドは褒め上手で、わたしのカンの良さには驚くってなんだかものすごく喜んでくれてたけど、わたしはただ、デイビッドとならなんでも出来そうでなんでも楽しくてなんでもやりたくて、それだけ。

ベイスボール。ピアノとバイオリンの演奏。ローラーブレイド。バイク。それから、カヤック。一緒に楽しめることがまたひとつ増えた。そしてずっと一緒にこんなふうに過ごしたい気持ちが、また増えてしまった。ぐらぐらなまま・・・。







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